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成長期 対 俺
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「なななななな、なんで!?」
「いや普通に見えてるから」
急に蹴られて
びっくりしたでしょうがね、
急ではないんでね。
君の奇行はすべてまるっとするっとお見通しダッ!!!
「いやていうか、なんではこっちのセリフなんですけど」
「なつめええええええ!!!」
這いつくばっていた変質者こと
ユーシャがバッと立ち上がって
あろうことか抱きついてきた。
「会いたかった?俺に会いたかった?俺はね!オムライス恋しかったしー!!!」
「俺を恋しがれよそこは」
薄情だしー
っておっと。いけないいけない
久しぶりの女子高生言葉が
うつってしまう。
「つかなんでどうやってお前1人?」
「1人じゃないしー」
「そぉだよぉ、僕もいるよぉ」
後ろの方で声がしたかと思ったら
背中がなんだかあったかい…
抱き込まれてる??
誰に?
「おにいさあん…会いたかったよぉ…」
この喋り方…
まさか…いやでも彼は…
美小学生だもの…
今後ろから俺を抱き込んでるコレは
明らかに俺の方におでこを
置いておる…おる…
「ね、こっちむいてぇ」
振り向いた先には
大人びた、というか
完全に大人になった
「ミミミミミミミ、ミコクン…!?」
「うんっ!」
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