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朝比奈の声
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「さてさて!じゃあ遥ちゃんの声でも聞いてみる?」
「え?ビデオかなんかっすか?」
「そんなわけないよ♪今から遥ちゃんのところにいくんだよ♡」
今から朝比奈のことろに?!
「そんな!喋ってくれる訳ないじゃないですか!!」
「だいじょーぶ!!都さんに任せなさい!それに多分遥ちゃんは今頃寝てると思うし♡安心しなさい♪」
そんなこんなで朝比奈の部屋の前。
ほんとに大丈夫なのか…?
「静かにね。」
そーっと音をたてずに部屋に入る
都さんの言ってた通り朝比奈は寝ていた
「じゃあ、遥ちゃん起こすからね。よく聞いててよ♪(小声)」
どんな声なのか気になる。
「遥ちゃーん。起きてー!夜寝れなくなっちゃうよ!」
「…ぅ…っ。」
そんな激しい起こし方するの!?
起きてきたのか朝比奈が体をよじる
やっと…聞ける
「都さんですよー!遥ちゃん起きてー」
「お姉ちゃん…もうちょっとだ、け…」
バッ))
初めて聞いた朝比奈の声。
めっちゃかわいい…///
都さんこっち見ないでー!
いま顔赤いと思うし…
「どうどう?!可愛くない?
…フフフ♪どうしたの顔が赤いよー笑」
「いや。ちょっ…可愛すぎますよ。
反則でしょ…///」
顔を隠したい。
「お姉ちゃんなにー?誰としゃべっ て…」
話し声が大きかったのか朝比奈が完璧起きてしまった
「あ、おはよ!遥ちゃん♪
東くんとお話してただけだよ」
その言葉を理解したのか朝比奈が青くなった
「大丈夫!!遥ちゃん!!!東くんと協力して克服するんでしょ!だったら東くんとお喋りしなきゃ」
朝比奈が下を向いた
「それに遥ちゃん。東くん見て。遥ちゃんの声を聞いて気持ち悪いと思ってるようにみえる?」
その瞬間、朝比奈と目が合った
都さんがせっかく作ってくれたチャンス
無駄にしてはだめだ!!
「俺は朝比奈の声聞けてよかった
全然気持ち悪くない。むしろ俺はその声好きだな」
誤魔化さず本心を口にする。
するとみるみる朝比奈の顔が赤くなる
改めて思うと俺めっちゃ恥ずかしいじゃん
「ありがとぅ…///」
小さな可愛い声で言ったその言葉は
今日1番の宝物だ。
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