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これはなに?
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遥ちゃんがおかしい
帰ってきてからずっと部屋に閉じこもって出てこないし、泣き声が微かに聞こえる。
「遥ちゃん?どうしたの
悩み事ならお姉ちゃんに話してみない?」
………
返事なしか…。
ガチャー
諦めかけたその瞬間でてきた
「おねぇちゃんっグス…ヒック…」
号泣ですか…
とりあえず部屋に入って話を聞く
「それでどうしたの?お姉ちゃんに話して?」
「僕、悪い子になっちゃったの?」
えー。遥ちゃん内容よくわかんないよ
「なんでそう思ったの?」
「だってね僕ヒック…夏休みの間、東くんとずっと一緒にいれると思ってたの…
でもね東くんに彼女さんができそうなんだよ
僕ね。それ聞いて…グスッ彼女さんなんて作らないでって思っちゃったの」
なるほどね…
でもまだ独占欲か恋かわかんないな
「ねぇ遥ちゃん。質問していい?
東くんといてドキドキしたり顔が熱くなったりするときなかった?」
なんてかえってくるかな…
「あるよ」
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)∀゚)━━━━!!
興奮を抑えて平常心を装う
「どんなとき?」
「東くんに遥って名前で呼ばれたり頭の撫でられたり、笑顔とかみるとドキドキするの」
これは恋ですね!
「そっか。それは多分遥ちゃん東くんのことが好きになっちゃったんじゃないかな?」
「好き?東くんのことは好きだよ」
「友達とかじゃなくて恋愛対象としてだよ」
「そんなことないよ
だって好きになるのは普通女の子でしょ」
「好きになることに男も女も関係ないよ」
遥ちゃんにも春がきたね…
「だって彼女さんできて欲しくないんでしょ?」
「うん。そっか僕、東くんのことすきなんだ…」
その瞬間、心のわだかまりがとれた気がした
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