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クラスメイト
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怖い怖い怖い怖い怖い怖い
東くん怖いよ…助けて!
もぅやだぁ…ズズッ…
涙出てくるし、テーブルの外にまだ女の人いるし、東くんに会えないし、
なんでこんなことになったの…グスッ
ヒック…グスッ…ふぇっ……
ちゃんと映画見なかったから
だから幽霊が来ちゃったの…?
怖いからみれなかったんだもん…うぅ~、
ヒック…ふぇっ…
狭いテーブルの下で泣いていると
光が差し込んできて眩しい
なに…?
「朝比奈。おいで、怖くないよ」
東くんだ…
テーブルクロスをめくって手を差し延べてくれる彼に思いっきり抱きつく
怖かった…
不安だった。
そんな気持ちをぶつけるように
なきじゃくる
ヒック…ヒック、グスッ…こわ、かっ…ヒックたぁ
首にしがみついて離れないようにする
「あの…大丈夫ですか?」
声がかけられたから
お礼が言いたくて聞こえた方をチラッと見るとあの女の人が立っていた
怖くて東くんの肩口に再び顔を埋める
「朝比奈…。大丈夫
怖くないよ、俺がついてるから」
ポンッポンッと背中を優しく叩かれて
止まりかけてた涙がまた出始める
「それにね。朝比奈
あの女の人は旅館の人だよ。
幽霊とかじゃないから安心して
……これであってますよね。
もっちゃん、なるなる」
「あー、うん。流石彼氏♪」
りょ、かん?
「朝比奈さんごめんなさいね。
蛍様と夏希様に頼まれて少し悪ふざけが過ぎたわね。驚かせて申し訳ありません」
頼まれた、、、。
悪ふざけ?
どういうこと?
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