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緑川翡翠
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翡翠side
あいつと俺が出会ったのは小学生の頃…
小学生の頃の俺はやんちゃで世間知らずのガキ。そんな俺の初恋は朝比奈遥によって奪われた
遥はほんとに女の子みたいで天使のようだった。俺はそんな遥が可愛くて小さい頃は照れ隠しのせいなのか自然と話せなくてつい虐めてしまった
自分では仲良くなってたつもりだったが遥はそうではなかったらしい
何度も家に遊びに行った
放課後も遊んだ
でも俺にとっては遊びでも
あいつにとっては脅しに見えたんだろう
そんな日々はずっと続くと思ってた
でもそんな都合のいい話なんてない
俺は小6の夏に転校することになったからだ
その話を聞いたとき絶望した
けれど前向きに捉え残りの日々を朝比奈と暮らしたくて今まで以上にかまった
俺的には充実した日を過ごして転校した
しかし、あいつは違った
俺がいなくなっても俺とつるんでいた奴が遥をいじめたのだ
今までの俺のいじめとあいつらのが限界に来て遥は心を閉ざして喋れなくなったと友達に手紙を通じて聞いた。
謝りたくて仕方がなかったが行動に移せなかった
そんななかおれは反抗期と罪悪感に駆られ喧嘩をするようになり
今では総長になった
亮から連絡があったときは実際行くのが面倒だったが
自然と足が動いた
まさかあんな形であうなんて思ってもしなかったがな・・
最悪だ
再開した遥は俺にびびっていた
声が出ないようで悲しかった
俺がなくしてしまった声
トラウマを生ませたかもしれない
青ざめた顔でガタガタと震えているあいつがいたたまれなくて
その場を去るしかなかった
俺の思いは遥にいつ届くんだよ・・・。
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