アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Ideale
-
何の後ろめたいことがあるものか。
自分は、崇高なる美を愛しているのだから。
自分は美少年の向こうに、美青年の向こうに、崇高なる何ものかを見ている。
魂を高みへと上昇させる、究極の憧れの対象である理想の何かを。
竹春は、そう自分を鼓舞してみるが、やはり背徳感は拭いきれない。
理由は、数え切れないほどあった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 85