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夏の思い出9 ※ 成彬5
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成彬は、潤に同情するように言った。
「きっと怖いんですよ、田舎の夜は、ひっそりしていて」
竹春は、成彬の手首のいましめをはずした。
「またあなたを食べそこねた」
竹春は、成彬にキスしてベッドを下りた。
成彬は、ほっとしたように微笑んだ。
潤は、再び欲しがった。
竹春は、成彬で高ぶった気持ちを、潤にぶつけた。
狭いログハウス風の別荘のトイレの中で、壁に手をつかせ、後ろから攻めた。
「あっ、あっ、おじさまぁー」
ピシッと尻を打つと、潤の身体がビクンとした。
「潤、かわいい潤。まったく、いいところを邪魔したりして、悪い子だね」
「あぁん、だっておしっこしたかったんだもぉん」
「一人でいけるだろう。赤ん坊じゃあるまい」
「だって、変な声がするんだ」
「変な声?」
「ほら今も。うめき声みたいなの」
ホー、ホー、と鳴き声がした。
「ああ、梟だよ」
「そうなの?」
「そうだよ。梟なんて、かわいいもんさ」
「なんだ、そうか」
潤は、ほっとしたようだった。
竹春は潤の熱い身体を堪能した。
なんて可愛い子なんだ。
こんなに身体を熱くして。
「それに、おじさま、潤のおしっこしてるの見るの好きでしょ?」
「え?」
潤は、ペロッと舌を出して後ろを見て笑った。
「こいつぅ。それでわざわざ?」
「それもあるよ。だって、成彬さんと、あんなことしてて羨ましかったんだもん」
「成彬としたかったのか?」
「違うよぉ。おじ様が、ほかの人としてるのが嫌なのっ」
「嫌? 潤は、エッチなこと見るの好きだろう?」
「でも、いやなの。他の人としちゃ、ダメ」
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