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純情2
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「うーん」
仁が目を覚ました!
「お、おはよう、仁!!」
目を擦りながら起き上がる姿
寝起きで、機嫌悪そう
「朝ごはんあるよ。って言ってももう昼だけどな」
「う、ん、わるい、な」
のそのそと起き上がって、机の上にあるものを見る
「うん?春斗、DVD借りたの?」
「あぁ。見ようかと、思って…」
「へー…あ、これ最初に会った時に言ってたDVDか?面白いやつ」
覚えていてくれたことに
心が躍る
DVDなら、2人で見れるし
疲れてる仁でも寝っ転がりながら見れる
それに…
「へ、部屋暗くしてさ、見てみない?」
別に誘ってるわけじゃないけど
手、くらいは繋げるかな…とか
ちょっと寄りかかってみたり、とか
い、いちゃいちゃ、したいなぁ
なーんて。
「いいよ。その方が映画っぽいもんな!」
笑顔で返される
良かった。
また誘ってんのか!
なんて、怒られるのヤダし
「朝メシ食ってからでもいいか?」
「うん!今日はハム玉子サンドイッチ!」
「お、おう。また、卵…か…」
「なんかいった?」
「いえ…」
仁がメシを食い終わるまでに
勉強しとこう!!
好きな人と一緒にいられる。
そう思えば、勉強なんて苦じゃない。
でも、嬉しすぎて集中できないかもっ
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