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誕生日
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5月の下旬
俺は膝に優太と龍太を乗せて、夕食を居酒屋仁で済ましていた
「はるとちゃん!もーすぐねぇ…」
うふふ
と優が笑うと龍が
「だめ!それ、りゅーが言うのっ!」
「何?なんかあるの?」
キラキラと2人の瞳が輝いて…
「あー、仁にぃの誕生日だろ。」
奏太さんが言う
「奏太さん…」
双子の瞳がたちまち潤んで
奏太さんは、時に空気が読めないんだよなぁ
「「そうちゃん、嫌い」」
「えっ!なんで!?」
そして、鈍い
「ね、春斗くん!」
瀬奈さんが楽しそうに、話しかけてくる
「この前の、どうだったの?」
「あ、えっと…」
進展どころが、自分の努力が足りない事がよく分かりました…
とは言えず。
「その、少しだけ…いいムードでした」
本当は、少しどころか…
むしろマイナスだったのかな
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