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浮気疑惑とその相手
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――ガチャン
玄関が閉じる音が部屋に響く
それからシンと静まり返った家の中に
俺だけしか気配を感じなくなってじわじわと怖い気持ちがせり上がってきた
「アアッ! な、おっ! んぅっ、は、っああ!」
直輝の名前を呼ぼうとお腹に力を入れただけでお尻の中に入ってる物を締め付けて体が跳ね上がる
「あ、いやらっ! だめぇっ……!」
その刺激から逃げようと体をくねらせれば
乳首に付いてるローターがシーツと擦れて電気の様なビリビリとしたものが全身を駆け巡って苦しい
「死んらうっ、んああっ! や、あっん! あーっ」
イッてもイッても止まることなく次の絶頂が襲ってきて
尿道に挿してあるバイブは敏感な粘膜を抉っては精液を奥に塞ぎ混んで熱が溜まるばかりの俺はただただ泣きあげるしかなかった
「ひ……っ! も、やらっ、いやらっ!」
きゅうっとアナルがエネマグラを締め付ける
いつものバイブと違って1度締め付けたら、その拍子にもっと深く、強く締め付けてしまって前立腺を自ら刺激してしまう
ガクンッ、ガクンッ、と大きく跳ね上がった体はそのまま両腕と両足に大きく力を込めたまま抜けなくて
腰だけを高く突き上げた状態で長いドライで達してしまった
「ああぁっ! 死んじゃっ……、も、んあっ! ふ、んぅっ、あ、あっ! あああっん!」
絶頂を迎えてくたりと体がまた布団に沈む
ピクピクと余韻に痙攣する体に休息なんてものはなかった
顔中、涙なのか汗なのか飲みきれなくて溢れた涎なのかグチャグチャだ
声もカラカラに乾き出してヒリヒリしている
乳首も最強で動いたまま表面をいたぶられて熱くて痛い
チンコは今にも壊れてしまいそうなほどズキズキと痛みを訴えている
そこだけじゃなくて
もう体全てが空気に触れるだけで
汗がしたり落ちるだけで感じてしまう
足のつま先1本まで全てが性感帯になったみたいだ
「ひゃっあん! 許してっ、んーっ! ご、めらさ……っ! 直輝っ、直輝……っ」
意識が朦朧としてくる
壊れちゃう
もうこれじゃあ壊れちゃう
俺、直輝に壊されちゃう
はあ、はあ、って息が上がってきて
どくんどくんと心臓が早く脈打つ
もう壊れてるのかもしれない
直輝にこうされてるって思うと
心の底から嫌だなんて思えないんだ
怒ってる直輝は酷く怖くて仕方ないけど
直輝の独占欲がこんなにも激しいなんて知らなかった
もっとサッパリしてると思ったのに
今迄された事もないようなこんな攻め具を受けて辱められていてるのに
俺の頭の中は直輝でいっぱいだった
「ああっん! イッらう……! イクッ、イクッ!」
ズキズキズキズキ
今度は射精が出来ないまま
ちんこの刺激で絶頂が襲ってくる
ドライで行くのと違って
痛くて堪らない
なのに尿道を擦っているバイブが気持ちよくて痛みよりも快楽のが勝って腰がカクカクと揺れる
「んーーーっ! ああっ、あっん、あぁっん!」
きゅっ、きゅうっ、てエネマグラを締め付けてまたドライで中イキをしてしまう
もう前を触らなくても後ろだけで十分すぎるくらいエッチな気持ちになれるようなった
それが、男なのに惨めだって
そう思うべきなのに
直輝に可愛がって貰えるなら
後ろだけでイケる事に後ろめたさを感じない
もっと女の子みたいになれたら良かった
小さくて可愛くて護りたくなるような
俺みたいにただガリガリな体じゃ嫌われちゃうかもしれない
素直に可愛らしい事も言えないから直輝は出て行っちゃったのかもしれない
帰ってきてくれないかも
もう俺の事ギュッてしてくれなくなっちゃうかも
そう思ったらボロボロと涙が止まらなく溢れ出してくる
目が熱くなって重く腫れ上がる迄泣きはらしても涙は止まらないまま
一体どれだけ泣いたのか分からないほど時間が過ぎた時
カチャン、と待ち望んでいた音がした
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