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四人の男たち
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***
「ッん……はぁ、っ、あ、ソコ」
「ここ、ぐりぐりされるの好き?」
「やぁ……ッ、きらいッ」
膝の間に祥を座らせて、祥の脚を俺の膝の上に引っ掛けて大きく開かせた状態で可愛い祥の下肢を弄る。
寝室の壁に鏡があったらさぞかし絶景が見えただろうなぁ。
背後からじゃ蕩けた顔した祥が見れなくて残念だ。祥に内緒で三面鏡でも買って羞恥プレイをするのも悪くない。
「ッア! なお、ソコっ、ひ、ぁ……ダメ……ッ」
「なあ祥?」
「んっ、んぅ……は、ぁ、う……なに、?」
「こうやって後ろから抱っこされながら前弄られるの好きだろ?」
「っ、す、好きら、ないっ」
まあそう答えるだろう事は想定内だとして、聞いた途端きゅんきゅん中が激しく指を締め付ける。
祥の場合うえの口に聞くより直接体に聞いた方がうんと早い。それに素直だし。
「ふーん? 嘘つくともう二度とやってやんないよ」
「ッ、ん、んぅ……やだぁ」
「さっきからヤダヤダ言ってばっかで分かんないなぁ」
「ぁ、ああ!」
中に埋めてる2本の指で内壁を押し広げる。空気が入り混むのが苦しいのか、ぶるっと体を震えさせた祥が咄嗟に腕に抱きついてきた。
「や、やぁ……ひろげ、な……いやだぁ」
「んー、じゃあ素直になる?」
「っ、うっ……うう」
今に至る前、明日は旅行で万全の体調で挑みたいと言うから今日は本番無しにするって決めたのは祥だった。
それで、お互い一回しか射精しない約束にするってまんまと俺の誘導に乗っかった祥はペニスの根元を紐で結ばれてずっと寸止めを食らっている。少し前から呂律が回らなくなってきた祥はぐったりと俺に体重をかけたままドライを繰り返してすっかりふにゃふにゃだ。
ここまで惚けていたら大丈夫だろう。
「祥、明日の旅行で俺と約束して欲しいことがあるんだけどいい?」
「っん、はう、うん……っ、すう……約束、するぅ」
かくかく腰を揺らして、開かれた唇からは涎が垂れている。完璧ぶっ飛んでいる事は十分にわかっているけど、こうもしないと守ってくれないから仕方ない。
「旅行中、俺と居ない時は酒飲まないって約束できる?」
「う、うん……っ、する、するっ」
「あいつに誘われても飲まないって約束する?」
「す、る……ッ、みずき、さんと、おさけ……ッ、のまないからぁ」
そう、明日からの二泊三日の旅行は俺達だけじゃない。
あのへらへら男と、恋人の黒江さんも一緒だ。ついこの前祥が美容院を辞める時に開かれた飲み会でベロベロに酔っ払って好き勝手した挙句、俺のいない所で旅行の予定まで立てたらしい。
よりを戻してからの初旅行は邪魔なアイツが居るわけで必ず邪魔な事するのも安易に想像出来るから今のうちに祥には教え込んどく。
また酔っ払ってやらかしたら次こそ本気でお仕置きものだ、ってことを。
「あっ、ぁあっ、も……とってぇ」
「約束ちゃんも守るなら取ってあげる」
「まも、る、からぁっ」
「もし破ったらお仕置きするからな。わかった?」
「う、んっ、お仕置き、なおの……お仕置き、好きぃ……っ」
ふにゃりと笑いながら祥がキスを強請る。
俺のお仕置きが好きだって想定外の可愛い、可愛い言質もとったことだし解いてやるか。
「酔っ払ってまた脱いだりしたら本気で怒るからな」
「う、ん……ごめな、さッ」
「ちゃんと約束してくれたから取ってあげる。沢山イっていいよ祥ちゃん」
「っ、はやう、とっれ……も、いたい、っ」
ぎちぎちと紐がくい込んで赤く腫れ上がっているペニスをそっとなでてやると、先っぽからとろとろと淫液が垂れて太股もシーツもぐしょぐしょに濡れている。
根本を縛っている紐に手をかけてやれば、開放感に胸を高めて期待に高揚した祥が腰を浮かせる。けど、残念。外してやるのはもう少しだけ後だ。
「でも俺ので五回後ろでイけたらな」
「へ、っ──ぁあ、アアッ!」
グチュグチュと熱い内壁から指を抜いてペニスを押し付ける。くちゅ、と卑猥な音を立てるとずぷずぷ勝手にのみこんで行く祥の中を思いきり突き上げた。
「ひゃあっ、あっん、や、しぬ、やらぁ」
「死ぬ? まだ全部入ってないよ?」
「いやぁ、だめ、っ、ぁ……あ……っ!」
ぐ、ぐっ、と中に馴染ませる様にして腰を進めて前立腺を押し潰す。
敏感になっているせいで何度もイキ続けているみたいだ。キスをしても、乳首を引っ掻いても、腰を揺らして痙攣をしながら絶頂を迎えていた。
腰を打ち付けるスピードを早めると、祥はうつ伏せのままビクビクと体を震わせて擦れた声で小さく喘いでいる。そろそろ意識が飛びそうなのか、ぐったりと体が重い。
「は、っ……祥の中でだしてい?」
「や、やぁ! う、いじわう……っ、ひ、ひゃあ!」
「ふっ、ごめんね? 中、出しちゃった」
「あ……ぁ……あつ、い……おなか、ここ、あつ……ぃ」
ぺったり寝そべったままの祥をひっくり返して仰向けにする。
涙と涎でどろどろになった顔でさえ可愛くて愛しくてどうしようもない。まだまだ足りない気持ちをなんとか抑えて汗で湿った髪を撫でてやる。
ずっと泣いていたのか、目が合った途端にキスをせがむ祥の上に覆い被さるとゆっくりと紐を外してやった。
「あ、あ……ッ! う、ひ、ぅっ、あ"……ぁーっ」
ドクドクと溢れ出す精液が真っ白な祥のお腹を汚していく。
触れられるのも辛いのかいやいやと首を振って逃げようとする祥のペニスを激しく上下に扱いてやると、射精を終える頃には意識を失っていた。
「虐めてごめんね祥、でも可愛かったよ」
可愛いからとことん虐めたい。でも今回のは宣言だ。
きっと旅行中にまたあんな酔った姿を見せられた今度こそ本気で祥に酷いことをしそうな気しかしない。
だから、今日のは忠告。
これでもし、約束破って同じ事をするなら次はもっと激しくとことん虐めてやろうと加虐心がまたジワリと揺れ動いた。
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