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おやすみとおはよう
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ベットに沈む体を撫でられるだけでゾクゾクと興奮が沸き立つ。
どこもかしこも性感帯になってしまったみたいで、直輝にキスされるだけでそこから甘く痺れた。
太股の内側にキスをされて、熱い舌が肌をなぞる。ンッと漏れた声に、直輝は意地悪な表情を浮かべると思い切りそこへ歯を立てた。
「い"、ッ〜〜!」
「祥ってこういうの好きだよな」
「す、好きじゃないッ」
「舐められてる時の祥すげー期待した顔してた」
「ちが……ッ、もぉ、見るなっ」
そんなの直輝のせいだ。
こんな股開かれて嬌声上げて乱れてる事、冷静になる度恥ずかしくて埋まりたくなる。
直輝に散々弄られたせいだって睨んだら軽く微笑んでかわされるんだから。もっと腹立つ。
それに俺だって直輝のこと……
「俺のこと噛みたい?」
「へ?!」
「すげー物欲しそうな顔」
「あっ……な、だから、見るなってば……」
横向きになって枕に顔を埋めたのに顎を掬われ瞳が合う。
俺も直輝に噛みつきたいって考えを見事当てられて自分で分かるけど絶対顔赤い。何言っても言い訳にもならないほどバレバレだろうし。
「付けていいよ」
「ッ、」
「暫く仕事で脱いだりしないし。 だから沢山噛んでいいよ祥?」
「〜〜っ、痛いでしょ……」
「散々噛まれたから慣れた」
「ッそれ、を言うなぁ」
「ふふっ、おいで」
腕を引かれて起き上がると向き合う形で膝に乗せられる。横になっていた体が座ったからなのか中にある精液がまた零れてきて、ゾワゾワした。
せっかく奥に出して貰えたのに勿体無いって思った時、クチュリと熱く濡れた硬いものが入口を撫でた。
「〜〜っ」
「このまま入れてい?」
「ハァ……ッ、んっ、聞かなぃ、で……」
「嫌だ聞きたい」
「恥ずかしいからぁッ」
「辱めてんだからそりゃそうだ」
「ッ、! も、馬鹿直輝ッ」
「ふっ、ねえ言ってよ? 奥にまた欲しいって、可愛くお強請りして?」
「うぅ……無理」
「早く。 言わなきゃ入れない」
「はっ、あ……ッ、やだっ、もう……」
くちゅ、くち、と先端がほんの少しだけ粘膜を擦っては直ぐにまた抜かれてしまう。
欲しい所に届かなくて、もっと奥へと当てる為にユラユラと腰はやらしく動いていた。
目の前にはキス出来る程近くに直輝がいて。汗かいてるのにいい匂いしかしなくて、寧ろいつもするいい匂いが濃く感じるからこれって香水じゃなくて直輝自身の匂いだと思うとその色香に良いそう。
目が合う度に優しい顔して来るけどやってる事は相変わらず意地悪で、またそれが倒錯感を煽る。そんな俺の理性なんか脆いもので、気づいた時には驚く程甘ったるい声で強請っていた。
「い、れて……」
「もっとちゃんと」
「なおの、俺の中に入れて……ッ、奥擦ってなお……欲しいからぁっ、ちょうだい。 これ欲しいっ」
「ふふっ可愛いなぁ。 我慢出来ない?」
「出来、ッんう、ないぃ……ッ、お尻、寂しいからぁっ、ァッ……! な、おっ!」
「あげる」
「あ、あーーッ! ひゃっ、ぁん、きゅうに、ダメってばぁッ」
ぐちゅんッ、と一突きで最奥まで届く。
ビリビリと電流が流れたみたいに足先はピンと張り詰めてガクガクと震える。
イッてしまったのにペニスからは透明なカウパーが漏れるだけで、空イキをしたと気づいた時にはとめどなく快楽の波が押し寄せてきた。
「〜〜ッ、ひ、ッぁあ」
「すげー中動いてる。 空イキしたんだね」
「はっ、あっん、ンッ……! ま、ってぇ」
「んー?」
「やっあ、アアッ、おかしいからぁ……! なんか変ッ、とまら、ないっ」
「何も変じゃないよ。 そのまま気持ちよくなって」
「怖いッ、ひゃっあ……! イってう……ッ、イッ、てるからぁ」
ガツガツと攻められている訳じゃないのにイクのが止まらない。
射精を伴わない絶頂に、おかしくなりそうで怖くて必死に直輝へしがみつく。
ごりごりと前立腺を先端で狙われ押し潰される度に何度も軽くイってしまって、ぐったりと力が入らない体は直輝にもたれかかったまま奥を虐められる。
「祥ちゃん、前よりも敏感だね」
「はうっ、も……ッあ! ま、たッ」
「可愛いー。 目がとろんってしてる」
「あっ、あっあっ、んアッ」
ゆるゆるとまったり腰を突き上げる直輝は全く息が乱れて居なくて、俺だけ気持ちよくしてまたそれを見て楽しんでいるんだって気づくと一層興奮して直輝のものを締め付けてしまった。
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