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おやすみとおはよう
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「ァアッ……! 直輝ッ、無理、ダメッ」
「何が?」
「わか、ってるくせにっ」
立ちバックの苦しさに目が回る。
それなのに快楽に素直な体は、ボタンを外され露になった乳首を直接弄られると意識はそちらにばかり引き摺り込まれた。
「ちくびっ、とれちゃう」
「ふっ。 すげー中締付けて来るんだけど興奮してる?」
「ッ、し、てない……! あッ、うぅ」
ぐるりと回す様に腰を打ち付けて、乳首をクニクニと指で挟み込みながら引っ張られる。
乳首を苛められる度にペニスがビクビクと震えて、窓は俺の淫液で汚れ、濡れていた。
「ッヒ……! あっ、ぁうっ、も、やらっ」
「なあ祥ちゃん、ッ、」
「ひゃっ、ふ、ァッ」
「外、見てよ」
「……へ」
揺さぶられる体に力をいれて何とか顔をあげる。途端に窓ガラスへぎゅうっと体を押し付けられて、乳首もペニスも張り付いてしまうからそれだけで空イキを繰り返した。
外って、どうして……
そんな疑問を蕩けた脳みそで考えながら見下ろすと沢山の人影。
その中の一人がこちらを見ていて、パチリと目が合った気がした。
「ーーッ」
「あれ、祥の事見てんのかな」
「や! やらっ、いやぁっ」
「今更?」
「違っ、だって……ァアッ! やめてっ、だめなの、今ヤダっ」
じぃと見上げられる視線。
遠くからでもこの部屋は見えてしまうんだろうか。
あまりにも視線が絡み合いすぎて本当に見られている気がしてならない。
もしもそうなら、ペニスも胸のない胸部も窓に押し付けて、女の子みたいに抱かれて悦ぶ自分をずっと見られていたんだって考えると全身の血が沸き上がった。
「あっ、アッ、アンッ」
「締付け凄くなったけど見られて興奮してんの?」
「やっ、違っ」
「嘘つきだな。 あの人の目の前でイッてあげなよ」
「うっ、やらぁっ、直輝……ッぁ、ンゥッ」
そんなこと出来るわけない……
頭ではそう思うのに直輝の動きに合わせて腰がクネクネと動いてしまう。
辞めてと、首を弱々しく振ったってただ笑う声しか返ってこなくて、もう限界だとガクガクと痙攣を繰り返し膝から崩れ落ちた。
「中、出すよ」
「ーーッ、やぁっ、あっ! アーッ!」
「ッ、祥」
「あぁっ、あ、ひぅ」
ズンっ、と力の抜けた体の中を突き上げられる。最奥を押し開く様にして奥で直輝が精液を吐き出した熱に釣られて、俺も精液を窓に吹きかけた。
耳に残る熱を含んだ色っぽい直輝の声が残っていて。名前を呼ばれただけなのにお腹の中は悦んできゅんきゅんする。
「おっ、と。 大丈夫?」
「ば、か……立てな、いよ」
「そんなエロい顔して喘いでたんだ? 人に見られて興奮してたし、ハマっちゃった?」
「〜〜ッ」
クスクス笑ってからかう直輝に腹たって。
大して力も入らない拳で肩を叩いた。
腰が抜けてズルズルと座り込む俺を直輝は抱き留めると、そのままジャグジーへと連れて行ってくれた。
「中掻き出すよ」
「自分で、出来る……」
「立てない癖に」
「ンッ……あ、ぁ」
肩にかかってるだけのシャツを脱がして、自分も服を脱ぐと慣れた手つきで直輝が体を洗い流してくれる。
ふにゃふにゃと力が入らない俺は、首に抱きついたまま掻き出される刺激に耐えていた。
「はい、終わり」
「……」
「物足りない?」
「っ、うるさい」
「家帰ったらまたエッチする?」
「し、しないっ!」
「ふっ、じゃあキスしよ」
「意味わかんない……どうしてそうなるんだよ」
「祥の顔がキスして欲しそうだったから」
「〜〜ッ、ちが、バカッ」
温かいお湯に二人で入って、後ろから優しく抱きしめてくれる。
クスクス笑いながらあちらこちらにキスをされて、改めて見たお互いの体は何だかとんでもなく痛々しかった。
「直輝の体……これ、全部俺がしたの?」
「俺が自分の肌に噛み付く趣味でもあると思う?」
「うう……ごめんなさい……」
今朝も恥ずかしくて、照れちゃって直視できなかった直輝の裸。
でも今は頭が少しぼんやりしてるから恥ずかしさも紛れて見てみたら体のあちこちに噛み跡があった。
強く噛んだ所は赤く腫れていて、場所によってはもう青く変色している。
キスマークもそこら中にあって昨日の俺がどれだけ何をしたのか改めて思い知っちゃうから、もう申し訳ないやら恥ずかしいやらでぶくぶくとお湯に顔の半分まで潜り込んだ。
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