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桐生と碧 お仕置き
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「………碧の小さないやらしいそこが何個までそれを飲み込めるか教えなさいと、僕はそう言ったよね?」
自分を蹂躙する淫具はその全長の1/3程を碧の中に消していて、全てを飲み込み事は無理だとしても、いつも受け入れている滾る桐生の劣情を思えば、まだまだそこには余裕があることは明確だった。
つまり、まだ碧は桐生の言いつけを守れていないのだ。
「僕の言うこと聞けないの?」
冷たく問う桐生の声に碧の胸がビクリと跳ねる。
「出来ないとまたお仕置きをされてしまうよ?」
!
『お仕置き』その言葉を聞いて白い身体が跳ね上がる。
「いや……っ、ごめん…なさい!…お仕置き…い…や……ですっ!…ごめんなさい…っ、…先生っ!」
碧は半狂乱になって首を振った。
今まで淫らに溶けていた身体が恐怖に締め付けられ、冷たい汗を流す。
浅くなる息。
フラッシュバックする戦慄。
突然震え出す身体の理由は、一度されたあの酷いお仕置きの恐怖ががすぐに碧の頭を駆け巡ったからだった。
それだけは嫌だと身体が記憶を拒絶する。
淫具を身体中に施されたまま手足を拘束され、目隠しと猿轡をされて、部屋に放置されたあの日のお仕置き。
それは碧の記憶に鮮明な傷跡を残した。
胸には小さな突起を常に振動させるクリップを装着し、後孔にはうねりながら中を掻き回すシリコンで出来た男性器を模した玩具、性器には電動で射精を誘発するような器具を装着させられ、陰嚢にも胸と同じような器具を取り付けられた。
崛起した性器の根本にはゴムで出来たようなリングを嵌められ、達することを禁じられていて、身体中を責める快感に碧は為す術もなくビクビクと動かない四肢を踊らせた。
太股と脹ら脛がくっつくように膝の上を縛りつけられた足はアルファベットのMを描くように歪に開かされ、手首は纏めて頭上のチェストに固定されている。
自分の意思で身体は動かす事が出来なくて、叫ぶことも許されないまま視覚も失い、聴覚は無数のモーター音に占拠された。
碧は出口の見えないその拷問のような仕打ちにただ蹂躙され続ける。
何度も気を失いかけては呼び戻される暴力的な快感。
絶頂の捌け口が無い絶望的なそれは終わりのない苦痛でしか無かった。
視界を奪われ、考えることも許されず、ただただ過ぎる悦を敏感になった身体に大量に注ぎ込まれ、消化も出来ず、吐き出すことも許されずに飲み込み続けさせられる。
何度か訪れるの失神のような昇天は時間感覚を狂わせ、意識を取り戻す度に身体を蝕む悦に落胆した。
もう嫌だ、もう嫌だ、もう嫌だ、もう嫌だ、もう嫌だ、もう嫌だ…………助けて………っ
涙は目隠しを濡らし、嗚咽は口に噛まされたタオルに消え、ガクガクと痙攣する身体は拘束されたまま虚しく空を震わせた。
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