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「お邪魔しまーす。」
寮に帰って4階にあるロアと陽さんが住んでいる部屋にお邪魔する。
「もうすぐ陽一が帰ってくるけど、部屋に入る許可は取ってあるから大丈夫だよ」
そう言ってロアは俺たちをリビングに案内する。
モノトーンで統一された部屋は綺麗に片付けられている
さすが陽さんの部屋。いつも綺麗にしてるのが分かります
「ちょっとここで待ってて下さい。今、解いてもらいたい知恵の輪を持ってきますから」
そう言ってロアはリビングのドアを開けて自分の部屋に戻っていった
トトと一緒に黒のソファーに座り、ロアが知恵の輪を持ってくるまで待つ。
「ちょっ……トト、やめろって」
急にトトが俺の耳を甘噛みしてきた。
耳をはむその力加減は絶妙で、俺は必死にその行動を止めさせようとした
何考えてんだっ……!ここはロアと陽さんの部屋だぞ
「ぁっ……!」
ベロリと耳の裏を舐められる。駄目だって言ってんのにトトは言うことを聞かない
トトはそっと俺の耳元に囁く
「……早く、俺とゆーまの部屋に帰りたい……
そうしたら、すぐご飯…たくさんもらうから………」
トトが俺の耳元にそっと囁く
ズンッと下腹に重く響く、熱い色気のある低い声で俺を熱くさせる
(……本当に、この声は苦手だ……)
トトはチュッと音を立てて離れた瞬間、いいタイミングでロアが戻ってきた
「お待たせしましたー。これです、トトさんに解いてもらいたいものっ!」
ジャーンと俺たちの前にそれを見せるロアは嬉しそうな顔をしている
彼の手のひらに目を向けると、そこに乗せられていたのは大きな金属の塊
知恵の輪であろうそれはどうやって動かせば分からないほどゴッテゴテに絡まっていた
(なんか、超難しそうだな………これ………)
「僕、これを何度も解こうと頑張ったんですけど全然解けなかったんです……
でも、トトさんならこれを解けるかなと思いまして!」
ロアがトトを見つめる敬愛の眼差し
本当にトトのことを憧れてるんだって分かる
「ふーん……。」
その知恵の輪をトトは全体を見るようにガチャガチャと動かす
「……なるほど」
そして解く順路を決めたのかすばやく手を動かし始めた
ロアくんもソファーに座り、2人でトトを挟みその様子を伺う
(おぉっ…!なんか知らないがこれ解けてるんじゃないか…!?)
「まずは一本」
そう言ってゴテゴテの金属の中から一本の太い金属が取れた
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