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部活-3
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「そうは言うけど、お前だって無茶しすぎじゃんか。」
「へ?どゆことナツ?」
あ、やべっ…。
と思ったが、遅かった。
夏輝の顔は少しぶすっとして、明らかに不機嫌だ。
「こいつ、毎日朝の4時に起きて隣町までロードワークいくし帰ってきたらきたでドリブル練とシュート練に加えて勉強。」
「「うわー……」」
宗也と瞬平はすんごい目で俺をガン見してくる。
「毎日はやめろっていっつも言ってんのにやめねぇから、心配して俺も毎日起きてんだけどこいつ、まじでやめるきねぇからな。」
「だから来なくていいって言ってんのにいっつも来るのはナツじゃん。んで、終わった後にすぐ寝て、結局遅刻ギリギリで来るじゃん俺ら。」
そう。
今までナツが起きられなかったのはこれが原因だ。
俺は3時に起きたらそのまんまずっと起きてるけど、ナツは俺の練習に付き合ったあとベッドに潜りこんじまうんだよな…。
お子さまめ。
「てか今日のは違うだろ。毎日はさすがにお前がやめろっていうから今日はやめたのに、俺が行くまでお前が寝てたからだろ。」
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