アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
「捺芽様、紅茶をお持ちしました」
「ありがとうございます」
「では私は失礼します」
テラスに燈色さんが入ってきて、お茶をテーブルに置いて出て行く。
「この紅茶僕のお気に入りなんだ。飲んでみて?」
捺芽が紅茶を勧めてくる。断るのも変なので、カップに口を付け一口紅茶を口に含んだ。紅茶特有の香りが鼻を抜ける。
捺芽の言うとおり美味しい紅茶だった。
「ん、確かに美味しいな」
「えへ、でしょう?」
軽く微笑んで紅茶を飲む姿はとても優雅で、男に対する表現としては可笑しいかもしれないが、綺麗だと思った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 22