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その後も一日中捺芽はぼーっと虚空を眺めているだけで、心ここに在らずと言った感じで授業にも集中出来ていないようだった。
「捺芽、飯食おう」
昼休み。
いつものように昼に誘ってみた。
「...?いいよ...」
ニコリと微笑んで捺芽は了承してくれたが、その微笑みに何故か俺は言いようのない恐怖にも似た感情を抱いた。
決して作り笑いではない、作り笑いではない筈なのに捺芽と俺との間に壁ができてしまったような、そんな感じがした。
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