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これは夢なのか?
親父が俺を好きと言ってくれるなんて。
「………豊?
うわ!?」
不安そうに俺見る親父の顔が可愛くて俺は思いっきり抱きしめた。
「……俺今死んでもいいかも…」
「何言ってんだよ笑」
「それぐらいうれしいんだよ。
やっと長年の片思いが叶ったんだよ?
嬉しくないわけないじゃん」
「長年って大袈裟な笑」
「だって8年も片思いしてたんだよ?」
「え!?」
驚いて離れようとする親父を俺は離さなかった。
だって絶対顔赤いもん!
そんなん恥ずくて見せらんねぇわ!
「8年ってお前!
え、今が18だろ?
…てことは…え?小学生の頃から好きだったのか!?」
「そうだよ!
ずっと我慢してたの!
ずっと気づかれないように俺、頑張ってたの!!」
グリグリと親父の肩に頭を押し付ける。
「痛いって笑
そっか…頑張ってたのか…」
「うん。
だからこうして親父も俺のこと好きになってくれてすっげえうれしい
ねぇ、親父」
俺は親父を離し、立ち上がった。
釣られて親父も立ち上がる。
そしてめいいっぱい真剣な顔をして親父を見つめた。
「俺も親父が
一ノ瀬太一さんが大好きです。
俺と付き合ってください。
お願いします!」
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