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「いただきます!」
「いただきます」
今朝の献立は目玉焼きトーストだ。
トーストに目玉焼きを乗せただけの簡単メニューだけど、恋人が作ってくれたと思うだけでどうしてこう美味しくなるんだろう。
「お前、本当に美味そうに食べるな笑」
「だって美味しいもん!
太一さんが作ってくれたって考えるだけで美味しさ2倍だよ?」
「大袈裟だな笑
はよ食べて学校行け」
「はーい」
目玉焼きトーストを食べ終え、洗い物をし、玄関に向かう。
玄関では親父が俺を待っていてくれている。
恋人になってからというもの、二人一緒に出られる時は一緒に家を出るようにしている。
親父はそれを律儀に守ってくれている。
可愛い…。
「準備できたか?
ほら、行くぞ」
「あ、待って!」
俺は親父の肩をグイッと自分の方に向け、キスをした。
「これで準備完了♡」
「………はぁ…行くぞ」
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