アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
【番外編】父の日
-
「……!…じ!親父!!」
…ん?なんで豊の声が聞こえるんだ…?
さっき出掛けて行かなかったっけ??
うっすらと目を開けると、心配そうな顔をする豊がいた。
「……豊……?なんで?というか…今何時?」
「やっと起きた!
もー!帰ってきたら家の電気は点いてないし、玄関の鍵も開いてるしで親父に何かあったんじゃないかって焦ったんだからね!
んで、今は夜の8時半!」
どうやらあれから眠ってしまったようだ。
「……まだ……眠い……」
「ダーメ!ソファで寝たら風邪引く!」
再び寝ようとする俺を豊は強引に起こしにかかる。
これじゃあどっちが親かわからないな…。
「んんー…豊…俺今めちゃくちゃ眠いの…わかる?…だからお願い…寝かせて?」
━━プツン━━
ん?
今、豊から何か変な音がしたような?
「………そんなかわいいこと言って……どうなっても知らないよ?」
「え━━…うわぁ!」
いきなり世界が反転し、気がついたら俺は豊にソファへ押し倒されてた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
27 / 214