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いいよ…
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「…あ、えっと!…あのね?」
「……。」
…何故か、緒方がわたわたとし始める
いや、むしろここ焦るのは俺の方なんじゃないかと…
(…勘違い、しちゃったみたいだし…)
「その…次の日学校ない方が、課題とか予習とか…」
「…あー…」
…だよな、そーだよな!
…つか、あの流れで何でお泊まりに思考繋がったんだ、自分
さっきのことと言い、今の俺ほんとどうかしてる…
(緒方の性格からして、それくらい想像ついたはずなのにな…)
「真面目」で「いい子」で…
「…わり。なんか勘違い…的な?」
「…うん」
「……。」
「「……。」」
「…でも」
「…ん?」
緒方がまた両腕に顔を埋めようとして、…だけど、途中でやめてぶわわっと頬を赤く染める
(……。)
さっきのこと、思い出しちゃったのかな…
「…………いいよ……」
「…?」
震える声でそうポツリ、肩も…
「水堂君が、良いなら…」
「あっ…」
「…と、泊まり…」
「……。」
…耐えられなくなったのか、緒方はぽふんっとそこに顔を埋めてしまった
(……。)
ど、ど…どうする、俺?
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