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宵の口
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「…んと、あの…」
「…?」
緒方が何か言いたげにもじもじとしだす
…っと、肩に手え置いたまんまだったわ
「…そういや、時間大丈夫?」
「わっ、ほんとだ…」
「……。」
緒方が窓の方に気をとられてる間に、そっと手を離す
こうも反応が可愛いと、俺もけっこう大変…
「ごめんね、いつの間にか…」
「…いいって。学校閉まっちゃう前に帰ろ?」
「…うん」
バッグを肩にかけて立ち上がり、”んー”と伸びをする
あたりはいっそう暗くなっていて、夕日が完全に沈む寸前ってところ
(今日は、長い夜になりそうだな…)
家に帰ったあとのことを考えて、そんなことをぼんやりと思った
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