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じー…
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「……。」
…羽柴の行動がどうにも腑に落ちない
何が、と聞かれると答えられないんだけど…
羽柴の姿が見えなくなった後も、俺はその方向をぼんやりと眺めていた
「みどーくん…」
「……緒方?」
羽柴の言動を整理しつつ思考を巡らせていると…ふいに、緒方がヨロヨロと俺の目の前にきた
そして、俺のブレザーの裾をきゅっと摘んだ
(……っ、)
慣れない、緒方のこういう不意打ち…
「んー…」
「…どした?緒方」
「……。」
さっきの状態と、あんまり変わってない
…変わってないどころがちょっと悪化(?)してる気が…
目線が顔の方ではなく真正面で、ネクタイの結び目あたりをじーっと見ている
「「……。」」
…熱い、身体がくっつきそう
甘ったるい視線に押され、ついに壁際にとすんっと追いつめられてしまう。一旦距離を置くこともできない
「…なんかある?そこ」
「さこつ…」
「……。」
さこつ、って…
「…あの鎖骨?」
「うん…」
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