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【後日談】一夜の夢、一生の誓い …24
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話は、数日前に遡る。
マキさんがうちに来た日。
クリスマスプレゼントだと言ってくれた紙袋。
その中身は…
見たことのない、グッズだった。
商品名は、割愛するけど…
裏の説明書には、それがアナルプラグである事が書かれてあった。
そう、マキさんのくれた物は、アナルに固定する…挿入グッズだったのだ。
プレゼントには、マキさんからの手紙が添えられていた。
"さとー君へ
これはオレのオススメグッズだよ。
彼とのエッチの前に入れてたら、慣らす手間なく始められると言うすぐれもの!
慣らしがなくても入れられるとか、ちょっと女みたいな気にならない?
ローション仕込んどけば、どこでも彼とやれる!
なんちゃって!
かわいいさとー君が、さらに彼をトリコに出来ますように!!"
これ読んだ後、ぶっちゃけちょっと引いた。
だって、エッチの前に挿れちゃうとか…
なんだか先にオナニーするみたいじゃん?
でも、手紙の中の「女みたいな」って言う言葉が、俺の心に引っかかって、その日はずっとその事ばかり考えてしまった。
マキさんからのプレゼントを引き出しの奥にしまってから3日。
なんだかどうしてもマキさんの手紙を読み返したくなって、再び紙袋を開けた。
手紙を読んで、ここ数日引っかかってた「女みたい」という言葉とにらめっこする。
…これ使ったら、ホントに慣らしがなくても、出来るんだろうか?
女、みたいに。
ま、原理は分かる。
エッチの前に、コレ挿れてアソコを拡げとく、って事だろ?
「うーん」と手紙を握りしめると、カサリと音がして、手紙が二枚に分かれてもう一枚あったことに気付いた。
どうやらピッタリくっついていて、最初に見た時は気付かなかったみたい。
二枚目に目を通すと、頭がクラクラしてきた。
"ちなみに、オレはたまにデートに出かける前に入れてっちゃいます。
2、3時間なら、入れっぱなしでも大丈夫だし、これ、サポートタイプの下着はいてたら落ちないんだよ。
入れたまま歩いても座ってもOK!
↑これがこのグッズの良いところ!
ぜひ、使ってみてね!
牧村より
P.S.
イルミネーションの後は、ホテルに直行だ!!"
イルミネーションの、後…
あれ?
もしかしてマキさんに指定されて買ったサポート力のある下着って…そう言う事⁈
うっ、ヤバい。
なんかドキドキしてきた。
女の子の格好して、デート、して…
その後、女の子みたいに、エッチ、できる?
その…いきなり挿入、とか?
いやいやいや…
俺、何考えてんだ。
女の子になる趣旨が違ってるし。
違ってる。
けど…
もう気になってしょうがなくなってしまった。
ただでさえ、数日気になってたんだから。
「あー、うー」
袋から箱を取り出す。
おもちゃのそれを見て、雅治さんのアレを想像して…
身体の中心が熱くなるのを感じた。
ヤバ、い。
……。
ちょっと、だけ。
ちょっと試すだけ。
マキさんがせっかくくれたんだし。
ちょっと試してみるのもいいよね?
合わなかったら、申し訳ないけど、サヨナラすればいいんだし。
…うん。
そーだ、試すだけだ。
なんて言い訳しながら、俺は中身を取り出した。
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