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【後日談】一夜の夢、一生の誓い …27
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「ん、んんっ」
角度を変えて、何度も何度もキスが来る。
何?何?
雅治さん、どうしたのっ?
そんな事されたら、俺、ヤバいって!!
「ん、む…。まっ…待っ、て!」
なんとかそう言って雅治さんをグイと押す。
「何?もう、忘れた?」
雅治さんが、少しだけ唇を離して言った。
「え?」
「後で覚えとけよ?って、言ったろ?」
そう言った雅治さんは、俺の腿の間に手を差し込んだ。
「っっ!!」
スルリと撫でられれば、そこから快感が拡がっていく。
まさか、こんな事するために、こんな人通りの少ない奥に停めたの?
「っ!今⁈ってゆーか、こんなとこで…ダメ!そーゆーのは、あとで…っ!」
「後で?」
雅治さんの手が、熱が治まりかけていた股間に触れる。
「あーと、でっ!先にイルミ…ネーション、見る、の!」
「ここ、このまま歩けるの?抜いてやろうか?」
ツゥっと指でなぞられる。
「んッ…もう!何言ってんの!ホントに怒るよっ⁈」
「あはは!分かった、分かったから」
意地悪そうに雅治さんは笑って、手を退けてくれた。
「俺、イルミネーションより、陸ばかり見そう」
耳元でそう囁かれて、俺は弾けるようにドアを開けた。
転がるように車から降りて、雅治さんを振り返る。
「も!ふざけないで!ホラ、行くよっ!」
そう言ってドアをバタンと閉めた。
…っ、危ない危ない。
何、あの声?
あんな…ベッドの上で囁くような声で…俺ばかり見る、とか…ゴニョゴニョ…
もう!雅治さんの馬鹿っ!
でも…
でも…
あぁ、
やっぱ、もう…ダメかも…
フラリとよろめいて、ドアに手を着く。
情けないことに、俺はまっすぐに立てなかった。
なんとかなる、とか思ってたけど…
今の雅治さんのイタズラで、完全に腰が砕けていた。
「…っう」
歩くどころか、立て、ない。
身体の芯が、鼓動に合わせてドクドクと波打つ。
どうしよう、どうしよう。
「〜〜っ、うぅ」
我慢が出来なくなって、後部座席のドアを開けて、中に飛び込んだ。
窓越しに、既に外に出ていた雅治さんと目が合う。
けど、そんなことに構えずにシートにうずくまる。
「どうした?大丈夫か?」
雅治さんがドアを開けて心配そうに声をかけてくれた。
「ごめ…大丈夫だから…ちょっと、外で待ってて?ってゆーか、少しの間だけ、むこう向いてて?」
なんとかそう言って、雅治さんが開けたドアをこちらから閉めた。
うう。
限界。
もう、アナルプラグ、ここで抜いちゃおうか。
とりあえず、これさえなけりゃ、楽になるはず。
抜くのなんて一瞬だから、雅治さんが見てないうちに…
と思った時、雅治さんが再び後部座席のドアを開けた。
「ちょっ!向こう向いててってば!」
そう言ってみたけど、雅治さんは俺の言葉を無視して俺の隣に乗り込んできた。
そして、俺の方にグイと身を乗り出した。
「もう、我慢できないんじゃないの?」
そう、妖艶に微笑むと、俺を抱えてあっという間にシートに寝かせられた。
そして、太腿に手を這わせる。
「違っ!…あッ…ん」
ヤバい。
変な声出ちゃう。
我慢できないって、返事したも同然じゃん!
両手で口元を押さえてみたけど…それは意味をなさず。
指の隙間から、声が漏れる。
そんな俺を見て、雅治さんはさらに微笑んだ。
グイと手で俺の膝を開くと、そこに自分の脚を入れて俺が膝を閉じれないようにした。
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