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【後日談】一夜の夢、一生の誓い …33
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何それ、何それ!
そんな熱っぽい顔でそんなこと言わないで!
恥ずかしい!!
けど…
今日の俺にとっては、とても嬉しい言葉。
「ホン、ト?…かわいい?」
気分が上がってた俺は、雅治さんの反応が嬉しい事もあって、ちょっと意識して可愛く訪ねた。
すると、雅治さんが目を見開いた後、唇をぎゅっと結んで俺を見た。
「っ…、っ、」
あれ?
雅治さん、照れた?なんで?
ちょっと、ちょっと。
俺も恥ずかしくなるから、その反応は…っ
釣られて照れそうになった時、雅治さんが激しく腰を動かし始めた。
「ひゃ!あ!あ!あ!」
「く…ッ」
いつもより熱く感じるソレが、俺の内壁を溶かすように激しく動く。
ダメ!
気持ち良すぎて、また!
「や!ま、って。だめぇ!また、イ…っちゃ、う!」
必死で訴えたけど、雅治さんの動きは止まらない。
「む、り。…ッ……出す、よ?」
掠れた声でそう囁いた雅治さんが、グッと力強く俺に腰を打ち付けた。
「は、あ、あっ」
またもや珍しく、声を漏らしながら雅治さんが俺の奥に熱を放つ。
同時に、俺の先端からも、ドクドクと溢れるのを感じた。
「ん、あ…っ!」
気持ち良すぎて…
どうしようっ。
眉を下げた雅治さんと、目が合う。
「りく…可愛い。すごく…可愛い…」
繋がったまま、雅治さんがスリ…と頬を擦り寄せた。
「離さない」
耳元で、小さくそう囁かれる。
消え入りそうな、震えたような声だった。
いつも堂々としてる雅治さんが、壊れ物を触るように俺を抱きしめる。
そんな雅治さんを俺はギュッと抱きしめ返した。
俺だって、離さない。
離したくないから、今日、頑張ったんだからね!
「すき」
そう、囁き返すと、雅治さんも俺をギュッと抱きしめてくれた。
「俺も」
あぁ。
肝心のデートはまだだけど、
女装、して良かった。
プラグも…
改めて考えたら、俺何やってんだ、って感じだけど。
今のところ、使って……ヨカッタ。
うん。
えへへ。
新しい雅治さんの一面も観れたし。
いつもより恥ずかしさがあるせいか…
すっごく、感じたし。
身体を離した雅治さんと目が合う。
「「………」」
お互い無言で見つめ合って…
「へへっ」
「ふっ」
どちらからともなく、照れ笑いをした。
甘酸っぱい。
幸せでキュンと胸が締め付けられた。
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