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想像よりずっと ……
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小栗さんの唇が、首筋をなぞる。
「あう…」
過去に付き合った彼女に、こんな風にしてもらったことはあるけれど、その時はこんなに感じることはなかった。
でも、今は確実に俺の腰を揺らしている。
ペニスが揺れるたび、その硬さを増していくのが分かる。
俺は男だ。
愛撫されるより、する立場だ。
だけど、こうやって小栗さんに翻弄されるのは、とても満たされた心地がして、このままずっと身を任せたいと思ってしまう。
俺が女だったら良かったのに、という思いが、一瞬頭をかすめた。
「んっ」
揺れるペニスに小栗さんのそれがたまに触れる。
も…やばぃ
それすら俺を快感へ導くんだ。
小栗さんにキスの雨を振らされながら、ふと思い立って小栗さんのペニスに手を伸ばした。
俺ばかり気持ち良くしてもらうのは、フェアじゃないよね。
「…っ」
小栗さんが身体を少し起こしたのを見逃さずに、肩を押して、今度は俺が小栗さんの上にのしかかる。
小栗さんのそれは、俺のより少し大きくて…何よりビックリしたのは、すごく硬く張っていたこと。
先走りが垂れていて、とても艶かしかった。
触ってもいないのに、こんなになるまで感じてくれていたことが嬉しくて、手をゆるゆると動かした。
「くっ、…佐藤君がさっき、すぐイッた理由が分かる。
マジで、気持ちイイ。
はっ、…頭の中で想像した君より、何倍もイイ、よ」
顔を歪める小栗さんは、昨夜テレビで見たジョニーデップにも負けない色気と美しさだった。
その姿、その声、汗の匂い、溶ける舌、吸い付くように合わさる肌
5感全てが、気持ち良いと悲鳴を挙げている。
いや、出会った時からこのオーラにもやられてるんだから、6感全て、が正解かも。
ペニスをなぞる事ですら、俺の手は感じてしまう。
フェラしたらもっと気持ち良くなってくれるかな?と思ったら、どうしても反応を確かめたくなって…
俺は迷わずそれを口に含んだ。
「ちょ!やめっ…!それ、マジでヤバイ!」
俺の動きに合わせてピクピクと反応するそれがなんだかとても愛おしくて、夢中で舌を這わす。
まさか、今の今まで、俺の人生で男のイチモツを口に入れる日が来るとは思わなかった。
でも、全然嫌じゃない。
先走りが少し苦いけど、小栗さんのそれは、俺をかなり酔わせた。
「やめろ…って!…ヤバイから!!」
小栗さんは俺の両腕を掴んで力任せに引き上げ、強く抱きしめた。
「ンッ」と小栗さんが喉をならして腰を少し引いて身体を硬くする。
イくのを我慢してるのかな…
口で、イッてくれても良かったのに…
「はあっ、はぁ。佐藤君の口、気持ち良すぎ。どこでこんな事を覚えたの?」
「…いじわる…こんなの、小栗さんが初めてですっ」
俺が口を尖らせると、クスリと笑う声が聞こえて、さらにギュッと抱きしめられた。
「…佐藤君って、本当可愛い」
さっきより色気を増した潤んだ目で俺を見つめて、おでこにキスをくれた。
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