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繋がる身体 …1
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俺は部屋についてすぐ「酔いを覚ましたいから」と言って、シャワーを借りて、身体中を綺麗にした。
小栗さんのTシャツを借りてリビングに戻ると、小栗さんがミネラルウォーターのペットボトルを差し出してくれた。
「ありがとうございます」
それを受け取って、一気に半分くらい飲んだ。
「はぁーーーー美味しい」
ソファに座る小栗さんの隣に腰掛けた。
「酔いは覚めた?」
「んーどうでしょう?」
クスリと笑って小栗さんを見た。
二人して見つめ合う。
怖くて俺の気持ちはまだ伝えられないけど、少しずつでも、小栗さんに近付きたい。
酔いも効いて、素直に身体が動く。
「やっぱり、酔ってるかなぁ」
こつん、と小栗さんの肩に頭を乗せた。
その瞬間、小栗さんに何かのスイッチが入った気がした。
さっきまで俺のことを気遣う感じだったオーラが、鋭いものに変わったような。
そんな感じ。
しばらく、温もりを堪能してから、顔を上げて小栗さんを見ると…
あぁ、感じた通り、色気たっぷりの目がそこにあった。
俺を求めてる目。
胸が、キュンとした。
小栗さんが、両手で俺のほほを包む。
目を閉じると、ふんわりとキスされた。
すぐに唇を離されたので、目を開けると、何かを伺うように、小栗さんが俺の顔を見ていた。
俺は頭に浮かんだ言葉をそのまま伝える。
「今日は…最後までしたいです……」
小栗さんが目を少し細めた。
「ローションなら、さっき買いましたから」
そう言って、テーブルに置いた紙袋を指差した。
実は、小栗さんに会う前にドラッグストアを見つけて、駆け込んだんだ。
小栗さんが俺をギュっと抱きしめた。
「怖くない?」
俺はコクリと頷く。
「小栗さんと、繋がりたいんです」
小栗さんがゆっくりと身体を離して、俺を見つめた。
あぁ、欲情全開。
心臓が痛い。
早くこのオーラに飲み込まれたい。
何もかも分からなくなるくらいに。
小栗さんの首に両手を回すと、ソファに押し倒されて、激しく唇を合わされた。
「んぅ…」
快感に吐息を漏らすと、そこから舌が滑り込んできた。
舌が絡まる。
口の中をなぞられて、更に吐息が漏れる。
「はっ…んあっ…」
小栗さんが顔を上げて俺の目を覗き込んだ。
ヌラリと光る唇と瞳が、俺を求めているのが分かってゾクゾクした。
小栗さんが着ていたシャツを脱ぎ捨てる。
あ…
こんな明るい所で裸を見たのは、初めてかも…
鍛えられて程よく筋肉がついた腕や腹筋。
無駄がなくて、たくましくて、綺麗で…この身体に抱かれるのかと思うと、それだけで俺の中心が反応した。
小栗さんの唇が俺の首筋をなぞる。
と、同時にシャツの上から胸に両手を這わされた。
その指がそれぞれ突起を捉えて、くるくると撫でられる。
「ーーああっ!」
乳首が動くたび、刺激が腰にも響いた。
シャツをめくられ、今度は唇でそれを転がされる。
チュッと吸ったり舐められたり…すぐに乳首が立ったみたいでクリクリと先程よりも敏感に感じるようになった。
「あっ!…ーーやぁん!」
我慢出来ずに、腰を上げて下半身を小栗さんに擦り付ける。
小栗さんは俺のシャツを脱がして、今度は反対側の乳首に吸い付きながら、下着の上から俺のペニスを撫で上げた。
「んぁあ!!」
待ってましたとばかりに、俺の中心は嬉しさで震えた。
すぐに下着の中に手が入って来て、素手で撫でられる。
先走りが溢れていたのか、小栗さんが手を動かすとクチュリと音がした。
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