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嫉妬の応酬 …2
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小栗さんはナンパ野郎に嫉妬して…
俺は…ドアポケットの口紅の持ち主に嫉妬している。
ふと、この口紅に俺たちのこと見せ付けたいという考えが頭をよぎった。
俺はその想いに駆られて、小栗さんの股間に手を伸ばす。
「えっ⁈」
小栗さんが驚いてこっちを見た。
カチカチのそれは、ジーンズの中で窮屈そうに膨れている。
俺はチャックをジジジと下ろした。
「ちょっ!佐藤、君!」
小栗さんが俺の手を掴んで持ち上げる。
俺は逆の手で小栗さんの手を引き剥がして、再度チャックを掴んで、全部下ろした。
「ちゃんと前見て。安全運転してください」
俺はそう言って、チャックの隙間から手を入れた。
膨らみをジーンズの外へ誘導する。
「ッ!待って、ちょっと、ダメだから!」
「本当にダメ…ですか?」
下着の上からペニスを、握った。
「っ!」
小栗さんがピクリと揺れた。
少しニギニギとそれを弄ぶと、今度は下着がパンパンに張る。
「エロいですね…」
俺は片手でうまく下着の隙間からペニスを取り出した。
街頭の横を通る度に照らされるその形は、とてもイヤらしい。
それをそっと握って、上下にゆるゆると扱いた。
「っ!…エロいのは、どっちだよ」
小栗さんが一瞬こちらに目を向けて睨んだ。
その熱っぽい目は、俺の胸と俺の中心を跳ねさせた。
厳しい事言われたけど、小栗さんは無理に止めようともせず、俺にされるがままだ。
どんどん硬度を増したその先端からは、先走りが溢れてくる。
それを親指で拭って、先端をクチュクチュと刺激した。
「つっ!ヤバ!待って!これ以上は、運転ムリになるから!」
俺が捉えていた手を払って、ペニスを握っていた俺の手を掴んで離した。
彼の本気の力に、俺は為す術もない。
小栗さんは、大きく息をして呼吸を整えた後、少し萎えたっぽいペニスを片手でしまって、チャックを元に戻した。
「高速じゃなかったらヤバかったし。
いや、一般道ならとっくに適当にどっか停めてるな」
それからすぐ高速の出口に着いたらしく、一般道に入った。
小栗さんちまで、もうすぐ。
あーあ…
シートベルトがなかったら、口でイかせたかったのに…
って。
俺、ただの欲求不満みたい。
嫉妬であんな事するなんて、今更ながら恥ずかしくなってきた。
そう思ったら、運転頑張ってくれてる小栗さんにあんな事したのが、すごく申し訳ない気持ちになった。
「その…ごめんなさい。やりすぎました」
小栗さんが、一つため息を吐いた。
「いや…その気にさせたのは俺だし…。ま、家に帰ってから仕返しさせてもらう」
程なくして、車は小栗さんのマンションの駐車場に到着した。
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