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告白返し …2
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不意に小栗さんが少し顔を離して、俺の表情を伺うように目を覗き込んだ。
どうしたのかな?
俺も黙って小栗さんを見返す。
小栗さんの瞳の奥が小さく揺れている気がした。
「俺、今だに自信がないんだけど…本当に俺と付き合っても良いの?
…俺、男だよ?」
さっき車で聞いた時は、パニクってたけど、今こうして改めて言われて、じわじわと幸せを実感する。
何か、大事にされてるなぁ…
それに、男だよ…って。
小栗さんも、俺と同じようなことを悩んでくれていたんだ。
それで、あんなに緊張して…告白してくれたのかな?
俺は、小栗さんの背中に手を回した。
言わなきゃ。
俺の気持ち、伝えるって決めたろ?
「俺…小栗さんのこと、好きです。男とか関係なく、小栗さんのことが、大好きなんで……んっ…」
「す」って言葉は、小栗さんのキスで言えなかった。
手を後頭部と腰に回されて、激しく唇を貪られる。
言えた…やっと言えた。
言葉にしたくて、仕方なかったその言葉を。
キスをしながら、目に涙が溢れて来るのを感じた。
すぐに舌を差し込まれて、口内をくまなく侵され始める。
「んっ…ん…」
舌を強く吸われて、頭が痺れたようになる。
「んあッ、…はぁ!」
小栗さんが腰を押し付けて来ると、俺の下腹部に硬くなったモノが当たって、その感激で一気にゾワゾワと俺の中心が持ち上がった。
「俺も……佐藤君の、こと……好きだ」
キスの合間に、囁かれた告白。
ぶわぁと感情が駆け巡って、俺の目から涙を溢れさせた。
小栗さんが…小栗さんがっ…
俺のこと、好き?
本当?…本当に?
ヤバイ、ヤバイヤバイ…
幸せ過ぎて意味が分からない。
「今すぐ、繋がりたい」
小栗さんが俺の涙を拭うように頬にキスをしながら、布越しに硬くなったお互いの中心を擦り合わせた。
「あ…っ!」
あぁ…俺、求められてる…
身体だけじゃない、心も求められているのが分かる。
足から頭にかけて、ゾワリと快感が駆け上る。
「んっ…ああ…」
腰がキュウンとして膝に力が入らなくなって、うまく立てなくなってしまった。
そんな俺を小栗さんが抱きしめるように支えてくれる。
チュッチュッとキスをしながら「ん?」と俺に答えを催促する。
「んぅ…っ。…俺も…つ、つながりたい。です」
小栗さんが俺を貪るようにキスをしながら、俺のベルトを器用に外してズボンのチャックを下げた。
「今すぐ欲しい」
そう言いながら、俺の下着の中に手を入れた。
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