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【番外編】 小栗雅治の独白 7
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テレビを付けて画面に最初に写ったのは、よく見るグラビアアイドルだった。
下世話なトークで司会者や芸人達と盛り上がっている。
…くだらないな。
とは思いつつ、ビールを飲みながら何気なく見ていた。
あー…柔らかそうな二の腕…佐藤君も多分あれくらいの細さだよな。
触れたい。
…誰に?
いやいや。違うだろ。
画面のアイドルが口をアヒルにさせて上目遣いで、こっちを見ている。
あー…あの(佐藤君の)唇に食いつきたい。
…いやいやいや。
画面に胸の谷間が映る。
あー…あの(佐藤君の)シャツの下の肌はどんな触り心地なんだろう。
手と同じでスベスベなのかな…
あの子、胸は感じるのかな…
…クソ、だから考えるのやめろって。
あいつ男だし。
チャンネル変えよ。
そう思ってリモコンを手に取った時に画面に映ったのは、ミニスカから伸びる脚を組み替えるところだった。
ボタンを押そうとした手が、止まる。
あー…きっと(佐…)太ももも滑らかなんだろうな。
手を這わせたら気持ち良いのかな…
そして、その奥は、どうなっているんだろう…
足を割ってそこに触れたら、どんな声で鳴くのだろう…
限界。
服を脱ぎながらシャワールームへ飛び込んだ。
俺のあそこは、これでもかと立ち上がっている。
「クッソ…」
悪態をつきながら、己に手をやった。
ヤバい。
無理。
あの太ももの奥…
あそこに己をねじ込みたい。
手をつなぐだけであんなに気持ち良かったんだから、セックスしても気持ち良いだろ?
「ハッ…俺バカだろ…」
あいつが男でも関係ない。
想像だけでここまで勃つとか、そんな相手なかなかいない。
男同士のやり方なんてよく分かんねぇけど。
組み敷いたら、どんな風に悶えるだろうと想像したら、ゾクゾクと快感が走り抜けた。
手の動きを早くする。
「…ッ…!」
勢い良く飛び出した白濁は、俺の欲望そのもの…
「ハァ…ッ…」
虚しさが、欲求をさらに強くする。
「マジで、欲しい…」
あいつ、なんで…女じゃないんだよ?
女ならどうにかすれば落とせるだろ?
なんで…なんで…
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