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週末ドライブ …9
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「雅治さん、夕飯どうします?どこか食べに行きますか?」
都心に戻って来た時には、もう19時を回っていた。
「んー…どこかで弁当でも買って、うちで食べるってのは?」
「はい!そういうのも良いですねぇ」
今日は一日運転してもらったんだから、雅治さんが落ち着けるのが一番だと思った。
「……じゃ、そうしよう」
雅治さんがニヤリと笑う。
んん?何か悪い事考えてる?
それから、雅治さんのマンションの駐車場に車を止めてから、近くの弁当屋さんでお弁当を買って雅治さんの家に行った。
車を降りる前と、マンションのエレベーターの中で、キスをされた。
うぅぅ…
不意打ちのキスにドキドキして、身が持ちそうにない。
玄関でまた、チュッとされる。
雅治さんは余裕な顔をして微笑んだけど、俺はどんどん余裕がなくなってくる。
もう…
「お、お邪魔します…」
リビングに入って、雅治さんが部屋のカーテンを閉めている間、俺はテーブルにお弁当を広げていた。
不意に、手をグッと引かれて雅治さんに抱えられる形でソファに座らされる。
「えっ?…んんぅ!」
顎をグイッと雅治さんの方に向かされて、唇を塞がれた。
さっきの軽いキスとは違う、激しいキス…
すぐに舌が口の中に割り込んでくる。
「っ……ん」
クチュクチュと口内を犯される音が、脳内に響く。
「褒めて?」
雅治さんが顔を少し離して、濡れた唇で呟いた。
「俺、今まで陸の誘惑に耐えてたから」
その瞳は、先ほどの余裕を感じない、ギラギラしたものだった。
「え?」
誘惑?
なんですか?それ。
「湖の駐車場から、抑えるのに必死だった…」
「えっ?誘惑なんて…っ……んん」
湖の駐車場?
誘惑なんてした覚えない、よ?
むしろ…それをしたのは雅治さんの方だ。
あのキスで、俺の身体は火照ってしまったんだもの。
雅治さんが俺の後頭部をかき寄せるように手を回した。
キスがさらに深くなる。
いつの間にか俺はソファに押し倒されていた。
「キスの後、あんな顔されたら…」
俺のシャツを脱がせながら、そう言った。
「あ、あんな…顔?」
服が頭を通過した後に見た雅治さんは、欲情したオスの顔をしていた。
「お前は、その全てで俺を誘う…」
「えっ?…ひゃっ!」
雅治さんの舌が首筋を這って、乳首を指先で捏ねられた。
「あっ!…んっ!…ま、待っ…んぁ!」
舌が突起に触れると、電流が走ったように身体がビクビクと跳ねる。
「待てない」
ジーンズの前を開けられて、下着の中のモノを取り出された。
「はっ!…やぁっ!」
乳首を刺激されながら竿を上下に擦られると、あっという間にそこに血液が集まった。
今までのキスで火照った身体は、きっと感じやすくなってるんだ…
下腹部が痛いくらいにキュウンとして、すぐに完全に勃ち上がったのが分かった。
扱かれながら再び唇を塞がれる。
その間、カチャカチャと雅治さんが自分のベルトを外す音を聞いた。
ジーンズのチャックを下ろして布が擦れる音が耳に届いて、興奮を覚える。
「もう…限界なんだ…」
雅治さんに手を引かれ、彼の股間へとその手を導かれ…
そこに待ち構えていた、熱くて硬いモノを握らされた。
「っ!!」
完勃ちのそれは、先走りまで出ているのかヌルリとした感覚がする。
えっ?
いつの間にこんなに?
その硬く張った形を確かめるように指を這わせると、先走りがさらに溢れてくるのが分かった。
驚きつつも、彼が俺にこんなに欲情してくれている事が堪らなく嬉しかった。
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