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週末ドライブ …10
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雅治さんが、二人の昂りを合わせるように腰をすり寄せてくる。
「んぁ!…んん…ッ!」
恥ずかしい!
お互いの熱が擦れただけで、腰が反応する。
ヤバい、気持ち良すぎるよ…
キスをしながら雅治さんが腰を振れば、熱い塊がヌルヌルと二人の間で擦れてさらに熱を増す。
乳首を捏ねられる刺激が俺の身体を震わせて、俺も自然と腰が動く。
やっ、も、これだけでイきそう…
雅治さんと身体を合わせると、ほんの少しの刺激で、とてつもなく快感が広がるんだ。
未だに慣れずに、その快感に翻弄される。
「ま、まさ…はっ…さ…ぁん」
俺が名前を呼ぶと、雅治さんは二人の竿を器用に片手で包んで、上下にゆっくりと扱きだした。
雅治さんの熱が俺にピッタリと密着して、その熱さにドキドキと心臓が跳ねる。
クチクチといやらしい音が微かに聞こえる。
「陸っ……もぅ、イって…いい?」
雅治さんが発した掠れ声が、余裕の無さを現わしていた。
そんな声にすら反応してしまう俺。
コクコクと首を縦に降る。
俺も、限界に近い。
雅治さんが手の動きを早くした。
「あ……んっ!…あっ!」
全身に電流が走って、一気に射精感が押し寄せる。
熱い!
気持ち良い!
「ッ…やっ!やぁっ!…イッ!…っう!」
ヤバい!と思った時にはもう、俺の中心は限界を迎えてビクビクと白濁を吐き出していた。
「り…くッ…ッ!!」
ほぼ同時に、雅治さんも腰を震わせた。
雅治さんはその手でお互いの精液を受け止めようとしたみたいだけど、指の間から白濁がたらりと垂れて俺の腹の上に落ちる。
エロ…い。
雅治さんの綺麗な男らしい手が…二人の混ざり合った欲でまみれている。
「ッ…ハァ、ハァ」
雅治さんが肩で息をしながら、ポスンと俺の肩口に顔を埋めた。
…なんか、可愛いな。
どうやら、今まで我慢してくれてて、あんなに先走りが出るくらいあそこを勃たせて…余裕なく俺を求めてくれた。
それだけのこと、と言えばそうなんだけど、やっぱり特別な関係の俺たちからしてみれば、こういう些細なことすら嬉しい。
俺に欲情してくれることが、嬉しくて仕方がない。
そして、こんな無防備な状態でしなだれかかっている雅治さんが、とても可愛く思えた。
雅治さんの頭をそっと撫でると、ゆっくりと頭を上げて、俺を見た。
「ごめ…ん」
すぐに俺から目線を外して恥ずかしそうに…でも、なんとも複雑な顔をして、俺の額に自分の額をコツンとつけた。
いつも自信たっぷりの雅治さんには珍しい顔。
「俺、余裕なさ過ぎて…こんな抱き方して…」
こんな抱き方?
服を脱いでないこと?
ラストまで早急だったこと?
「何言ってるんですか?…余裕ないのを見せてくれるなんて、甘えてくれてるって事でしょう?…全然、大丈夫です。…嬉しいです」
おれがそう言うと、雅治さんが顔を上げて眉を下げて笑った。
「そ、それに…気持ち良かったですし…」
その言葉に目を少し見開いた雅治さんはニイッと笑った後、俺の唇に再び吸い付いた。
「ホント…陸には敵わないな」
その後は、お弁当をイチャイチャしながら食べて、二人でシャワーを浴びた後、裸のままベッドにもつれるように移動して身体を繋げた。
今度は、たっぷり時間をかけて抱いてくれた。
その後、余裕のない時はアナルでやらないっていうルールを、雅治さんが追加した。
俺の身体を傷付けないように、だって。
本当に優しくて…
どんどん好きになっていく。
俺の知らない俺がそこにいて、少し怖い気もする。
だけど、雅治さんと一緒なら、もっと先を見たいと思う。
雅治さんを、もっともっと、知りたい…
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