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二人の夏休み …14
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「陸、もっと奥まで解してあげる」
「え?」
雅治さんは、俺を壁に向かせて、手を付くように言った。
「腰を上げてもっと俺に見せて?」
「それは!…恥ずかしい、です」
「昨日、先に寝たこと反省してる?俺、かなり寂しかったよ?」
うっ…
それを言われると…
俺は渋々、腰を突き上げるように壁に手をつき直した。
雅治さんが、浴室に持ち込んだローションを孔の上に垂らす。
「んっ…」
すぐに、孔に硬いモノが充てがわれた。
てゆーか、それもう解すって言わなくない?
でも、俺の身体は嬉しさで震えていた。
「昨日からずっと、陸の中をめちゃくちゃにする事ばかり考えてた…」
ゆっくりと雅治さんが入ってくる。
「はっ…あっ…」
「人前でもいいから、キスして抱きしめて…そんなこと考えて一日中過ごした」
「あっ!」
カリが前立腺を押した。
「頭の中ではずっと陸を犯してたよ?…理性を保つのに必死だった。…ッはぁ。家に帰って、優しく抱き合おうなんて呪文のように唱えてたけど…陸のエロさに、我慢できなくなった」
「んん…ぅ」
雅治さんの下腹部が、俺のケツに当たった。
「全部、入ったよ。…ッ…想像より実物の方がエロいとか…反則すぎ」
雅治さんの手が背中を伝う。
その手が前に行き、胸を撫でられる。
「あっ!」
思わずその手を掴むと
「だめ。昨日させてくれなかった分、今日は頑張って?」
そう言って、再び手を壁につかされた。
雅治さんの指が、胸の突起の形を確かめるようにいやらしく動く。
「んっ…あっ」
片手が下へ降りていき、竿の根元に辿り着いた。
こっちも形を確かめるように指で丁寧になぞられる。
恥ずかしくて…でも、感じる…
「俺に挿れられて、ココをこんなにして…」
その手が優しく俺を包んで扱いた。
「ぁんっ!…ダメぇ!」
腰が揺れて、雅治さんを締め付ける。
「っ!…陸の中、マジで気持ち良い」
そうしてゆっくりと腰を動かされた。
「ん…あっ」
グラインドするように、抜き差しを繰り返される。
前立腺を掠めるように動くそれは、まるで生きてるよう。
「あっ!…あぁ!…ま、雅治さんのも…、きもち、イイですっ」
グチュグチュといやらしい音を立てながら俺をかき混ぜる。
気持ち良い…
気持ち良いけど、もっとちゃんとした刺激が欲しい。
もっと突いて…
もっと触って…
「まっ、雅治さぁん…」
振り返って腰を雅治さんに押しつけるように動かした。
「陸…自分がどれだけ俺を煽るか、分かってる?」
雅治さんは腰を打ち付けて、俺に覆いかぶさるようにしてキスをくれた。
それから、前立腺を狙うようにピストンを開始した。
「んっ!あっ!あぁッ!」
俺の嬌声が浴室に響く。
女みたいに喘ぐ自分が恥ずかしい…
けど、そんな理性よりも快感を求める身体がさらに腰を揺らす。
胸と腰と…両方の快感が全身を巡って、膝がガクガクと震える。
「あっ…あっ…」
快感から逃げられない!
突然、射精感に似た何かがせり上がってきた。
「あぁ!やっ!気持ち良すぎて…ッ!あぁ!!」
雅治さんが手を俺の手の上に重ねた。
そして、奥を突き立てるようにして激しく腰を動かし始める。
「あ、あ、あ!!」
頭が真っ白になって、ビクビクと大きく腰が痙攣した。
雅治さんが腰を打ち付けるのに合わせて、俺の先端から白っぽい液体がポタッ、ポタッと床に落ちる。
まるで、快感がところてんのように押し出されるよう。
射精とはちょっと違う…下腹部がギュッとなって何かが押し出されるようなその感覚は、射精以上に気持ち良い。
もう、何が何だか分からない。
「あぁあ!…んあっ!あぁ!も、…俺ぇ…おかしく、なっちゃ…んぅ!」
孔が痙攣して雅治さんを締め付けると、雅治さんが俺を持ち上げるように腰を突き上げて、動きを止めた。
「ハッ…ハッ……今、持っていかれそうになった」
「んっ…もっ…」
我慢せず、イッてくれていいのに…
あれ?
それより、これ、なんだろう?
俺の竿はドクドクと脈打って、まだ上を向いたままだ。
さっき出たのは精液と思ってたけど、違うのかな?
ただの先走り?
あ…
もしかして、これが空イキ?
これ、ヤバい…
ヤバいくらいに気持ちイイ…
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