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つなぎとめたい …5
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「陸?」
自分でグリグリと、孔を拡げるように指を動かした…
そして、そこに自分の中指を突っ込む。
「はっ、ん……雅治さん…も、動かして?」
「陸……無理するなよ?」
雅治さんが、俺にキスをしながら、俺の手を掴んで、指を一緒に抜き刺し始めた。
ゆっくりと、俺の指と雅治さんの指が俺の中を出入りする。
「んっ、ぅ」
「すげぇエロい…」
スムーズに指が動くようになってから、俺は指をもう一本増やした。
「んぁ!」
我ながら、キツくて、腰が持ち上がる。
「ほら…無理しないで。…力抜いて」
雅治さんが空いてる手で、乳首を捻った。
「アアッ!」
胸に意識が行ったその瞬間、俺の良いところを探すように、雅治さんが指をクニクニと動かした。
「あ…ん、ああっ!」
ある場所を指が掠めると、俺の意思とは関係なく、身体が跳ねる。
そこをたまに掠めながら、指を抜き差しされた。
ダメ、もう、我慢できない。
欲しい。
雅治さんが、欲しい。
「も、もぅ……お願い…」
堪らずに、二本の指で孔を拡げるようにして、膝を深く折った。
「ッ…俺も、限界…」
雅治さんが、指を抜く。
俺自身で、雅治さんの竿を俺の孔に導いた。
あぁ、雅治さんの余裕ない顔も、堪らなくソソる…
「痛かったら言って?」
俺がコクリと頷くと、ゆっくりとゆっくりと雅治さんが入ってきた。
「は…あ、あ…」
内壁が押し広げられて、俺の中が雅治さんで満たされていく。
あぁ、幸せ。
少しキツくて…でも、それが逆に雅治さんの存在をハッキリと示してくれる。
「っぅ!…入った…よ」
雅治さんが、息を吐きながら、なんとも言えないいやらしい顔で俺を見下ろした。
俺は…どんな顔をしてるかな?
気持ち良いって、伝われば、いいな。
俺の中は、雅治さんでいっぱいで、雅治さんがドクドクと脈打ってるだけで気持ち良くて…
「ずっと、こうしていたい」
俺のその言葉に、雅治さんが困ったように笑った。
「えー…それもいいけど…
俺、動いちゃダメ?」
そのお願いがあまりにも可愛くて…
本当はもうちょっと雅治さんのカタチとか…我慢できない切なそうな顔とか…
堪能したかったけど。
「今度は、すぐイかないでくださいね?
…俺、一度イクぐらいじゃ足りないですよ?」
なーんて、煽っちゃった。
雅治さんは、困ったように笑ってから、俺にキスをした。
「ん…んぅ」
熱い。
唇も、中も…触れられたところ全部熱い。
松井さんがいくら雅治さんに近付いても、この熱は感じられないだろう。
もう負けるな、俺…
唇を離して、顔を上げた雅治さんの顔は…男の色気たっぷりのギラギラした目をしていた。
この目も、普段は絶対に見れない目。
「覚悟しろよ?」
そう言って、口端を上げた…後の雅治さんの顔は、もうよく分からなかった。
それくらい揺さぶられて、イイトコロを突かれて、何が何だか分からなくなるくらい…
イかされた。
翌朝…上手く歩けなかった俺は、フレックスを使用した雅治さんに、車で会社まで送ってもらった。
声もかすれてしまったので、マスクをして、体調が悪いって誤魔化すことにした。
腰は重いけど…心は軽い。
会社近くで雅治さんの車を降りて、ウキウキで通勤してたら
「おはようございまーーす!」
と、ニコニコ…いや、ニヤニヤ?顔のアキちゃんに声掛けられましたとさ…
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