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今年やり残したこと …3
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きっと、俺もお酒が回ってるんだと思う。
本当は、シャワーを浴びる前に「なんちゃって」みたいな感じで…俺は挿れたいとか思わないよ、って言おうと思ったけど…
けれど、シャワーに誘った後、雅治さんが微妙な笑顔でコクリと頷いたのがまた可愛くて、たまらなくいじめたくなったのだ。
「陸…やっぱり…今まで我慢してた、よな?」
「ほら、とりあえずシャワー」
二人で服を脱いで、浴室に入る。
雅治さんは一言
「俺、結局自分では試せなくて…。自信、ないけど…」
と呟いて、それからは何も言わなかった。
もう!もう!
自信ないのに、今、俺を受け入れよとしてくれてるとか。
嬉しすぎる!
身体を洗いっこしながら、俺からキスを求めた。
最初はぎこちなかった雅治さんも、しばらくしたらいつものように俺を求めてくれた。
あぁ、俺が主導権握ってる感じ。
ゾクゾクする。
堪らず、雅治さんの股間に手を伸ばす。
「っ!」
雅治さんのソコは、緩く立ち上がっていた。
泡の滑りを利用して、丁寧に指を這わすと、だんだん硬くなってくる。
いつもより反応が鈍いのは、緊張してるからなのだろう。
空いてる手で、乳首にそっと触れてみた。
最初はピクンと反応してくれたけど、特に気持ち良さそうな感じではない。
「ココ…感じる?」
「いや、あまり……あ、いや、ごめん」
ごめんって…
どれだけ俺のこと考えてくれてるんだか…
もう。
それから、前を扱いていた手を後ろへと移動した。
雅治さんの筋肉質な尻を撫でてみると、身体に力が入るのが分かった。
「少し、足、開いて?」
俺の無茶振り(?)にも、ちゃんと従ってくれた。
谷間へと指を這わせて、ゆっくりと手を下へ滑らせて行く。
「っぁ…」
下の孔に指が触れた時、雅治さんが俺の肩に手を置いて、小さく震えた気がした。
顔を上げて雅治さんの顔色を伺ったら、雅治さんが眉を寄せて、やっとな感じで微笑んだ。
「いいよ…陸のしたいようにして。…無理だったら…言うから」
あぁ!
何?この必死で耐えてる感!
俺の心臓持つかな?
いやもう、可愛すぎる。
くるくると孔の周りを指で撫でてみる。
「少し…怖い……かも」
雅治さんが、そう呟く。
「いつも、陸だけ…こんな思いさせて、ごめんな」
頬を染めて、目を潤ませて……
あぁ、本当に俺のために…俺を受け入れようとしてくれてるんだ。
…こんなことしてるけど、俺、雅治さんに挿れる気なんてこれっぽっちもない。
本当にちょっと、いじめたくなっただけ。
そして、予想以上の雅治さんの反応に、もう、我慢出来なくなった。
俺を気遣ってさ。
普段あんなに強そうな人がこんなに怖がって、…俺を受け入れるなんて言ってくれて。
それって、どれ程強い思いだろう?
早く、早くこの人とつながりたい。
両手を雅治さんの首に絡めて、引き寄せるようにしてキスを求めた。
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