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今年やり残したこと …5
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俺がそう言うと、雅治さんが何かを我慢するように、ギュッと眉根を寄せて俺を見た。
「陸…っ」
今度は、雅治さんが俺をギュッと抱きしめてくれた。
「ホントに、いいのか?」
「いいよ。…いつもみたいに、気持ち良くして?」
言い終わると同時に、雅治さんにゴロンと仰向けにされた。
のしかかった雅治さんの重みを感じながら、キスを受ける。
「り、く…」
「ん。…まさは、さん……んっ」
この形の良い唇から、舌が出てきて、俺の口内を犯していると思うと、本当にゾクゾクする。
雅治さんとのエッチは、まさに本能で求めるエッチみたいで、夢中になってしまう。
「ん……あっ」
器用に動く舌は、俺の隅々まで舐めて、たっぷりと感じさせてくれた。
「陸…さっきのいたずら……本当にビックリした。って言うか、ビビった…。けど俺、陸がどれ程怖かったか…陸の気持ちが少し分かったよ」
「ん…でも、今は…もぅ……怖くない、よ?……ん、んあ!」
手が、胸の突起を捉えた。
同時に耳元に唇を寄せて囁かれる。
「陸…愛してる」
その色気たっぷりの掠れた声は、俺の全身を駆け巡る。
「んっ!…あ…おれ、もっ」
突起を撫でていた指は徐々に力を増して、クリクリと捏ねるように愛撫する。
「んっ…ああ…ッ」
ゆっくり降りていった唇が、指に変わって頂きに快感を与えた。
最初は焦らすように舌で突起を転がされて…それからチュウッと吸い付かれながら、舌で刺激される。
すぐに立ち上がった乳首は、恥ずかしいくらいに気持ち良い。
「ハッ!…ゃあ!あ、あ!」
雅治さんが、俺の乳首を口に含んでる…
普段、ハリウッドオーラ出してる人が、だよ?
このなんとも言えない快感。
癖にならない訳、ないでしょ?
「陸、気持ち良い?」
「ん…気持ち…イイ、っ!」
「本当に?」
「うん…っ。雅治さんに…触られるの…好きッ」
いつもより気遣って、俺の反応を確かめてるのが分かる。
本当に優しいんだから…
チロチロと舌で愛撫されながら、反対の突起は指で絶妙な強さで弾かれる。
このままやられたら、乳首でイケるんじゃないかと思うくらい、俺の腰に熱が集まった。
あそこが…痛い…
自然と腰が揺れて、身体がもっと、もっとと叫んでる。
「こんなに感じてくれて、俺、幸せ者だな…。こんな可愛い陸、誰にも見せたくない」
「あ!…も……雅治さん…だけ、だ…もんっ」
「陸…」
身体を起こした雅治さんが、本当に嬉しそうに笑って、唇にキスをくれた。
「陸はとっくに、俺の女だよ…。俺だけの…」
雅治さんはそう言って、俺の中心に手をやった。
「あ、んっ!…待って!!」
雅治さんの手を掴んで、それ以上触らせないように持ち上げた。
「何?…どうした?」
雅治さんが少し悲しそうな顔をする。
「あの…あのね。…今日は、前、触らないで?」
雅治さんが、俺の目を覗き込んだ。
「俺、本当に、前触られなくても…イイの。それを、見て欲しいから…」
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