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今年やり残したこと …7
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すでにある程度柔らかくなっていたそこは、すぐに三本目の指も飲み込んだ。
グリグリと動く指が、内壁をくすぐるように動く。
「ハッ!…あ!あ!」
すぐに前立腺を見つけた雅治さんは、そこを押し上げる様に指を動かした。
「ん!…んあ!……それ、ダメっ!…っああ!」
激しく動かされている訳じゃないのに、俺の身体は激しく感じていた。
「ホントにダメ?…それとも、気持ち…良い?」
指をゆっくり動かしながら、雅治さんが俺の顔をジッと見つめた。
そんなに見られると、恥ずかしい。
「イイ…」
俺が頷くと、雅治さんが嬉し泣きみたいな顔をしたように見えた。
「もう、挿れたい……挿れて…いい?」
「んっ……いい、よ…ッ!」
コクリと頷くと、雅治さんが指を抜いて、コンドームを取り出して、袋を歯で開けた。
すごい速さで取り付けて、ビュッとそこにローションを垂らす。
雅治さんが焦ってる感がなんか可笑しくて「ふっ」と笑った時には、もう昂りを孔に充てがわれていた。
「陸……んっ…陸…」
雅治さんが名前を呼びながらキスをくれた。
その声がとても優しくて、心から身体が震えた。
キスに応えるように、両腕を雅治さんの首に絡めると、ゆっくりと雅治さんが入って来た。
「ンンッ!!」
先端が孔を圧迫する。
そして、ゆっくりと進みながら孔を広げていく。
「ん、はっ!…んんぅ!」
カリの部分がプツリと入ったのが分かった。
内壁を押し広げながら、奥へと進む。
あぁ…雅治さん……雅治さんっ
途中、前立腺を押し上げた時は、ビリリと電気が走るように、快感が走った。
俺の中が雅治さんでいっぱいになった時、雅治さんの動きが止まった。
「チュ」と音を立てて唇が離れて、熱を帯びた目で見つめられる。
その瞳の熱にゾクリと身体が反応して、雅治さんをキュッと締め付けた。
「っ…ぅ…、何度やっても…慣れないな」
「なに、が?」
「挿れただけで、イきたく…なる。陸のナカで、溶けそうになる…っ」
雅治さんが、苦しそうに目を細めた。
「ん…っ」
ピクッと俺の中の雅治さんが動いて、それだけで感じてしまうくらい…
溶け合うような感覚。
雅治さんが入っていると言うだけで、じわじわと何かがクル感じがする。
しばらく浅く息を吐いていた雅治さんが、再び俺にチュッと、キスをした。
「動くよ?…って言っても、そんなに持ちそうに…ない、ケド」
最後の方、声が小さくなったのが、なんか本当に自信なさげで、思わず笑いそうになったけど…
すぐに、それどころじゃなくなった。
「ん、あ!…ひゃ、あ!…あっ!」
ギリギリまで抜かれて、最奥まで突くのを、まるで何かを確かめるかのように丁寧に繰り返された。
激しい動きじゃないから、まだ少し余裕のあった俺は、雅治さんの表情を盗み見る。
その顔はとても苦しげで…でも、とても気持ちよさそうに、口を薄く開けて吐息を漏らしていた。
雅治さんの虚ろな目と、目が合った…と思ったら、激しくキスを求められた。
「んぅうっ!…んっ!…ん、んッ」
キスの間のほんの数秒、腰の動きを止めた雅治さんは、再び身体を起こすと、今度は前立腺を突き上げるように動き始めた。
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