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二人の時間 …5
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「はっ、あ…あ…」
酔いのせいでいつもより身体が熱い。
「エ、ロ…」
雅治さんがそう言いながら、再びローションを垂らす。
「っう!…つっ…んっ!」
ローションをかき混ぜるように二本の指を動かされる。
前立腺を探してるんだ、と思った時には、もうそこを突き上げられていた。
「ああっ!!…あっ!や…あっ」
その、気持ち良すぎる快感から逃げるように腰を持ち上げた俺は、竿が揺れる感覚で自分のモノが再び立ち上がっている事に気付いた。
それに気付くと、羞恥心からか、さらに快感が増していく。
腰の動きに合わせて、揺れる…
ピクピクと生き物のように震えるソレが、気持ち良いと叫んでいるようで…恥ずかしい。
でも、恥ずかしさより何より、今は添えられた三本目の指が、早く…欲しいと思った。
「は…ぁっ」
自分で膝を抱えて雅治さんを見ると、真剣な顔で俺の良いところを逃すまいといった感じ?に、俺のことを見てた。
「ふぅ…ん、やっ!そんなっ、見ないでっ」
目が合うと、蕩けるような目で微笑まれて、恥ずかしさでいっぱいになった。
この人、意図的にこの顔やってるなら、俺を殺す気だよ!
腰と胸が同時にキュンとして…鼻血出そう!
「りく、可愛い」
「も、、ああ!ん!」
グッと押された三本目の指を早くも飲み込んだそこは、熱くて…雅治さんの指の動きに溶かされてしまいそう。
なんで…こんなテク持ってんのさ…ッ
俺の中心にも同時に熱が集まる。
最近、少し慣れて来て、得た感覚なんだけど…。
今までなら、こうなると、前を直接触って…扱いて精を吐き出したいって身体が言ってたんだけど…
今は、奥を突いて、精を押し出してほしいって思っちゃう。
身体が、奥への刺激を求めてる。
あの押し出される感覚、本当にキモチイイんだもん…
「んっ…雅治さ、ん…」
「ん?」
「も、いいから…っ、…も、きてっ?」
「っ…何?今日、いつもより、余裕そう」
「違っ…よゆー、ないから……きてっ?」
三本の指を優しく動かしていた雅治さんは、震えるようなため息を吐いた。
「あぁ、風呂で一回抜いてくれば良かった…陸を泣かせるくらい攻めたいのに…」
「えっ?…あんっ…ふふっ!…雅治さん、早いもん…ねー」
「…それ、人のこと言えんの?」
身体を起こして、雅治さんが俺を睨みながら前立腺を押し上げた。
「ああ、ん!…あっ!」
容赦なく与えられる快感に、腰がビクビクと跳ねた。
って言うか、俺も人のこと言えた立場じゃなかったぁぁ…
「ま…雅治さんが、エロいのがぁ、悪いっっ」
「そーか…じゃ、覚悟しろよ?」
ゆらりと、瞳の奥に炎が見えた。
「っぅ…」
指を抜いて素早くゴムを着けた雅治さんが、昂りを孔に押し付ける。
「んっ……ひゃう!やあぁん!」
そのまま奥へ快感を与えられると思っていた俺は、雅治さんの不意な手の動きに、恥ずかしいくらいの甘い声を上げてしまう。
無防備だった乳首を摘まれて、コリコリと捻られたのだ。
「あ、ンッ!あっ!」
快感で、全身が痺れて、つま先が震える。
全身を巡った快感は、最終的に腰に集まって、俺の意識とは関係なく孔をハクハクと収縮させた。
「すご…」
その収縮に合わせて、雅治さんのモノがゆっくりと俺の中に入って来た。
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