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【VD番外編】小栗雅治の苦悩 8
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「そんなに煽って。…も、知らないからな?」
下着も取り去って、すぐにローションを掴んだ。
手に取って孔に塗りつける。
「あっ…」
陸がギュッと目を瞑ってシーツを掴んだ。
指をグッと押し込むと、思った以上に…緩い。
すぐに二本目の指が入った。
「風呂で解してきたの?」
そう聞くと、薄眼を開けてコクリとうなづいた。
クソ…
もう挿れたくて、アソコが痛いほど…
三本目の指を添えると孔がピクピクと収縮した。
シャツの隙間から見える孔がローションで艶かしく濡れて、俺の指を飲み込んでいく様は、本当にイヤらしい。
はだけた胸元のボタンを一つ外して、胸をさらけ出す。
唇を寄せて、強く吸いついた。
「あっ、ああっ!」
唇からドクドクと陸の心音を感じた。
それが嬉しくて、何度も何度もキスを落とす。
善がる陸が、上半身を逸らすと、ハラリと乳首が露わになった。
堪らずそこに吸い付くと、陸がさらに甘い声を上げた。
「あ、んあっ!…や、あ!」
その声に、ゾクリと心臓が揺さぶられる。
俺の愛撫で、こんなに感じて…
それがまた演技ではないのが分かるから、嬉しい事この上ない。
だって、陸自身はこれが「可愛く見られる」なんて思っている訳じゃない。
可愛い声を出しているつもりもないだろう。
なのに、こんなに俺の心を揺さぶる可愛さは、犯罪級。
夢中で乳首に舌を這わせて、その甘い声を味わった。
「あぁ…んッ!………も、はや…くぅ」
「…ん?」
「は、や、く…ぅ……」
顔を上げて陸を見ると、目に涙をいっぱいに貯めて俺を見ていた。
「それ、ばっかり…や、あ。……
も、挿れ…てっ?」
膝をモジモジさせて善がりながらねだる姿は、とてつもなくエロかった。
「っ!…陸、、俺、もうどうにかなりそうだ」
身体を起こして、陸の膝に手を置き、グッと開く。
そして昂りを陸の孔に押し当てた。
「ふ、ぁああ!」
陸の口端が少し上がった気がしたのは気のせいだろうか?
とにかく、我慢できなかった俺は、グウゥと腰を押し進めた。
「あっ、あっ…あ」
目をギュッと閉じて、空気を求めるように口を開いた陸の辛そうな顔…
その顔にもそそられながら、自身をゆっくりと陸の中に埋めた。
「…っ。マジ…キモチイイ…」
全部入ると、陸を堪能するように最奥で馴染むまで待つ。
すると、陸の中が俺の形にピッタリと合うように…包み込むようにして、俺を締め付けるのだ。
「なんでだろーな?……これだけで、イきそうになるのは、ッ」
不思議で仕方ない。
けど、今、イかなくて済んでいるのは…陸が来る前に、風呂場で一回抜いたから。
そうしないと、これだけでイッてしまう。
それほどに、陸の中は気持ち良い。
俺、マジでどうにかなってしまうんじゃないだろうか?と、いつも思う。
快感で震える身体を誤魔化すように、ゆっくりと腰を動かした。
ギリギリまで抜いて、最奥まで丁寧に突くと、陸が喘ぐ様子がよく分かる。
「やっ…あ、あっ!…ひゃ…あぁ!」
抜く時も、挿れた時も感じるみたいで…絶えず声を上げる。
こうやって余裕があるときに陸の顔を観察していて気付いたんだけど…
たまに陸は、とても幸せそうな顔をする。
辛そうな表情の中に、一瞬見せる恍惚な顔。
その顔、いつ見てもゾクリとする。
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