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珍しいこと …3
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映画のストーリーは、想像を遥かに超えた感じでちょっとびっくりした。
こんなに大画面で見てもCGだと思えないような臨場感っていうか、迫力に圧倒されっぱなし。
本当にすごい。
その世界に引き込まれて、どのくらい経っただろうか…
途中で、スクリーンへの集中は途切れた。
と言うか、途切れさせられた。
つないでいた手を動かされたからだ。
雅治さんの手の甲が…
その…俺の股間にですね?
触れる位置なんですけどね?
いや、触れてるだけで、なんの刺激もないから…別に意識するほどの事じゃない。
事じゃ………なくもない。
気になるし!
チラっと雅治さんを見ると、雅治さんは真剣にスクリーンを見てる。
たまたま、動かした手が、ここに来ただけか…
それなら、と、つないだ手を膝の方に移動しようとしたら、手を外された。
あ…
温もりが消えて、寂しいと思ったのも束の間。
雅治さんのその手は、俺の太ももの上に乗った。
待って、待って。
さっきより気になる!
触れられる事は嬉しいけど…
太ももが…熱い。
うう〜
映画に集中!集中!
そして、その集中も、しばらくして途切れる事になる。
今度は、雅治さんの手が、俺の太ももを撫でたからだ。
あっ…
手が太ももの上をさわさわと動いて、きわどいところで止まった。
うわ〜ん!
今、かなり重要な場面なのに!
気が散って、字幕を目で追っかけられないよ!
もうっ!
と、雅治さんの手をどかそうとしたら、今度は雅治さんの手が俺の股間の上に乗せられた。
指で、つつっとアソコを探すように撫でられる。
(んっ!)
ダメだって!
手を退けようと力を入れるも、雅治さんの力には敵わない。
それに、周りの迷惑になるから、あまりジタバタする訳にもいかない。
雅治さんを横目で見やると、涼しい顔でスクリーンを見てた。
もう!もうっ!
止めてって言いたいのに、囁く事すらはばかられるような語りの場面。
うー。
雅治さんの指は、ゆるゆると動く。
あぁっ…
ダメだって!
雅治さん、酷い…
でも、もっと酷いのは、俺。
だって、触られて身体が喜んでるんだもん。
もうちょっと…とか思っちゃってる自分がいる。
うわ〜ん!
俺、いつからこんな変態になったんだよ。
喜ぶなよ…ってか、感じるなよ…
映画、見ようよ、俺。
うん。
こんくらい、彼氏の好きにさせてやるぜっ!
俺は、映画見ますからねっ。
集中!集中!
なんて強がりは、またしばらくしてから、簡単にへし折られた。
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