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【後日談】一夜の夢、一生の誓い …30
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「女、みたいに…」
「え?うん。…そう、デス」
ポツリと呟いた雅治さんが、俺の股間に目線を下ろす。
待って待って、恥ずかしいから見ないで!
俺は内腿を合わせるようにモジモジさせた。
うー…
恥ずかしい。
雅治さん、分かってくれたかな?
「あの…引いた?…ごめん。ホント、その、俺、女に、なってみたかったってゆーか。えっと…今日、こんなカッコだし…ついでって言うか…その…」
雅治さんからは何の反応もない。
何か、言ってくれないと居た堪れない!
俯いて、雅治さんの次の言葉を待っていると、雅治さんが小さな声でこう言った。
「つまり、これを抜いたら、すぐ挿れられるってこと?」
「え?…うん。そう」
再び雅治さんの顔を見上げると、雅治さんはゆっくりと口角を上げた。
「分かった。…陸の言いたいこと」
「っ!」
ドキリと心臓が跳ねる。
目が合った雅治さんは、なぜかとても妖艶に笑ったから。
「そんなに俺が欲しいの?」
……えっ?
雅治さん、別の意味で誤解してない⁈
「いや、そうじゃなくて!…っ!」
「違うの?欲しくないの?」
雅治さんが、俺の手を取って、自らの股間に導いた。
「〜っっ!!」
手に当たる、硬い膨らみ…
雅治さんの…
「欲しい?」
手で触れただけで、それだけで…
俺のアソコはキュンと痺れた。
素直にコクリと頷けば、雅治さんは満足そうに笑った。
「じゃ……姫。お望みのままに」
気付いた時には、雅治さんの手は俺の内腿を開いていた。
「っ!やぁ!」
雅治さんの手が、プラグに、触れた。
誤解だよ!
雅治さんのが欲しいから挿れてたんじゃなくて…ッ
…って、アレ?
俺、欲しくない訳ないよね?
てゆーか、雅治さんのが、欲しくて…
あああん!
そんな事より、待って!
まだ心の準備がっ!
「や!ダメ!待って!」
恥ずかしい!!
「却下」
そう言った雅治さんが、プラグを掴んだのが分かった。
「あ…ッ!」
グ、と力が込められて、プラグがゆっくりと抜かれる。
「ふぁ!…や、っ!…ん、ん!」
羞恥心や不安もあるけど、これから行われることを期待している身体は、その感覚に素直に反応した。
雅治さんは、俺の様子を確かめるようにプラグを引く。
ナカの壁が擦れて出て行く感覚に、再び俺の中心に熱が集まる。
「やあ…あ!」
あっという間にプラグが抜かれると、その解放感にため息が漏れた。
長いこと拡げられていたソコが、ヒクヒクと収縮するのが分かる。
「ヤバい」
ポツリと雅治さんがそう呟いた。
「え?」と、雅治さんを見ると、雅治さんが何とも言い難い顔で俺を見た。
「色んな意味で、ヤバい」
色んな意味って?
その疑問を口にする前に、雅治さんが俺の唇を塞いだ。
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