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真面目な謝罪
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のぼせそうなくらい、身体が火照る。
薄暗い玄関に、チュッと言うリップ音と、二人の息遣いが響く。
このまま…この腕の中で溺れたい…
そう思っていたら、不意に小栗さんが唇を離して「ごめん」と呟いた。
「はぁー…佐藤君、俺のこと、殴っても良いんだけど…」
小栗さんは、俺の肩に頭を乗せて盛大に溜息を吐いた。
何?どうしたの?
「うち……ローションが無い…」
……え?
………ローション?
「プッ!」
俺は堪らず吹き出してしまった。
だって、この世の終わりくらいに情けない声で言ったことが「ローションが無い」だなんて!
小栗さんって、真面目過ぎる!逆に面白い!
ふふふ…
俺が肩を震わせていたら
「笑うとこじゃない」
と、不機嫌に言われた。
「今日は、佐藤君のこと家に帰せないよ?なのに…俺…」
俺の肩にちょこんと頭を乗せた小栗さんが可愛くて、俺は小栗さんをギュっと抱きしめた。
「それは…また今度でいいじゃないですか」
小栗さんの耳に口を寄せる。
「ここでお預けとか、あり得ないですから」
小栗さんがピクリと動いた。
「ふっ……ホント、佐藤君には叶わないな…」
そう言って、靴を乱暴に抜いで俺の腕を引いた。
俺も慌てて靴を抜いで着いて行く。
広いリビングの隣の部屋へ入ると、中には一人用には大きいベッドが置いてあった。
腕を引かれて、勢いでベッドに倒れこむ。
小栗さんが上に乗って来て、俺を求めるようなキスを降らせた。
「んっ…」
二人で、もつれるように服を全て脱ぐ。
合間にキスを交わしながら。
「ふっ…ん」
小栗さんが、俺の胸に手を這わす。
突起を見つけると、それを優しくつねった。
「はっ…んんっ」
クリクリと刺激されて、腰が揺れる。
頭が下に移動したかと思えば、舌を這わされて、突起にチュッと吸い付いた。
「あっ!あぁ!」
溢れる声を止められない。
俺は手を口に当てて、なるべく声を抑えようとした。
すると、小栗さんが俺の両手をとって、シーツに縫い付けた。
再び、乳首に舌を這わされる。
「あ…んんっ…ーーやっ!…声、聞こえちゃう…っ」
「ん…大丈夫……このマンション…防音対策されてるから」
え?え?防音?
「だから、声出して?…我慢せず感じて?」
そう言って、再び乳首を含んでから、舌でチロチロと舐められた。
「ああ…っ…んっ…、気持ちい…から、ホント……や、ば」
俺の中心はドクンドクンと波打っていた。
もう、痛いくらいに張っているそこに、小栗さんの手が触れた。
「っあ!……ん、やぁ!」
竿を優しく握られて、鈴口とカリを親指で上下に撫でられる。
先走りが出ているのか、ぬるりと親指が滑る感覚が俺の頭を真っ白にしていく。
気持ち良い…
気持ち良いよぅ…
「はぁっ……あっ…あんっ」
乳首はそれぞれ舌と指で愛撫されて、あちこちから来る快感に、俺は身体がビクビクと反応するのを止められなかった。
クチュクチュと音を立てながら小栗さんがペニスを上下に扱きだす。
「ーーあっ!…んっあっ……や、ダメぇ…イキそっ…」
小栗さんは俺を高みに導くように、手に少し力を込めた。
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