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愛し合う …7
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雅治さんは、目を細めて俺を見る。
まるで、目で犯されているような感覚にゾクゾクする。
「ねぇ…陸?」
「んっ、なーに?」
「そのまま……オナニーして見せて?」
「…………はぁ?!!」
この人、突然何を言いだすんだ!!
「いつも、どんな風にするの?前を扱くだけ?」
「〜っ!!」
なにそれ!今こんなこと聞くなんてあり得ない!
でも、雅治さんの顔は真剣そのもの。
次第に、なんか居た堪れなくなって…渋々コクリと頷いた。
「そっか」
本当は…ウソです。
雅治さんに触られること想像するから。
「俺は…陸のことを考えたら、すぐ抜ける」
雅治さんが、フッと笑って俺の太ももに手を這わした。
な、何を思い出してんのっ??
そんなこと言われたら、超恥ずかしいじゃん!
「でも、それも止めにしようかな」
「え…っ?」
どういうこと?
一瞬、嫌なことが頭に浮かんで、クラリとした。
「今度から、したくなったら、陸とする」
「…え?」
「陸も、したくなったら俺としよ?だから、最後のオナニー、して見せて?」
「はっ?えっ?なっ、…なっ」
何を!何を言ってんの?!
「いや、意味分かんないっ!それにっ、夜中に突然シたくなったら、どうするんですかっ?」
呼んだら来てくれるのっ?
…って、俺、テンパってる。
「俺を起こせばいい」
「な、何?どういうこと?何言ってんの⁈」
俺が跨ってるっていう、ある意味すごい状況だけど…雅治さんは真剣な顔で俺の手を取った。
「うちにおいで?…一緒に住もう?毎日、俺の元に帰っておいで。毎日、一緒に寝よう」
……え?
雅治さんが、指を絡めて、ぎゅっと手を握った。
「あぁ、ここが嫌なら、どこか良いところに引っ越せばいい」
雅治さんと、住む?
雅治さんの元に、帰る?
突然の事で、頭がうまく回らない。
「ほら、だから、最後のオナニー」
言ってることは無茶苦茶なのに…ただのエロ発言なのに…
って言うか、こんな状況でそんなこと言う?って感じだけど…
でも、でも…
同棲しようって言われてるんだ!と気付いたら、俺の中に幸せがブワッと広がって、目が熱くなった。
「ん?」
雅治さんが優しく、でも煽るように、俺を見る。
「や、約束、だよ?…いつでも…何時でもだからねっ?」
意地になった、と言うか、受けて立とうと思ったと言うか…
「もちろん。…あぁ、俺が出張の時は無理か…」
「そこは…仕方ないから、我慢してあげる」
雅治さんと握りあっていた手を離した。
迷いつつも、自分の胸に手を持って行く。
「さ、最後かどうかは、雅治さん次第なんだからね…っ」
雅治さんが、少し驚いた顔をした。
そんな雅治さんを見下ろしながら、突起の周りをするりと撫でて見せた。
我ながら、どうかしてる。
けど、今、変なテンションなんだ。
嬉しすぎて、雅治さんの言う事、聞きたくなったんだ。
本当に「最後」になるように。
それを現実に…したくなったんだ。
雅治さんに見せつけるように、突起をクニッと押した。
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