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覚めない夢 …6
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「ああっ…はっ!あ!あ!」
ゾワゾワと一気に快感が駆け巡る。
雅治さんの、硬くて熱いのが、俺のに直接刺激を与えているという快感が、何よりイヤらしく俺を煽る。
「や…!すっご…く、感じ、ちゃう…からっ」
敏感すぎる俺の身体は、雅治さんの動きで絶頂に導かれる。
「は、ああ!ダメ!ダメ…ぇ!」
身体を起こそうとして…その弾みで、お互いが合わさっているところが目に入った。
あぁ…っ
雅治さんの大っきいのが…俺のっ、俺のっ…
「あ、あぁ!んっっ!」
それを見ただけで…
奥がキュウンと弾けて、俺の先端から白濁が噴き出した。
「ハッ…あ!や、だっ!…っんん!」
快感で、俺の意思とは関係なく身体がピクピクと痙攣する。
「もうイッた?……フッ…可愛い」
雅治さんが手の動きを止めて、満足気にヒクつく俺のをひと撫でした後、キスをくれた。
チュ、チュとキスが降ってくる…
キスも気持ち良い…けど…俺のお腹に雅治さんのまだ硬いものがヒタヒタと当たって、それが気になって仕方ない。
ううう…
奥が物欲しくなる…
こんな、昂りを見せつけられたら疼いてしまう…
…あぁーー、もうっ!
「んむ…、ん、雅治さ…ん」
「ん」
「欲しい…」
「ん?」
「今、欲しいから…っ」
「……」
「ちょうだい?」
雅治さんが至近距離で俺を見つめる。
「でも、腰、痛いんだろ?」
「いいの。…それに、据え膳が目の前にあったら、食べたくなるのが男じゃないの?」
雅治さんが、息を飲むのが分かった。
そして、ゆっくりと目を細める。
「本当に、いいの?」
「もう!恥ずかしいから何度も言わせないでっ」
ふいっと顔を横に向けると、雅治さんがフワリと俺を抱きしめた。
「あぁ…完敗。俺は陸には敵わないよ」
完敗?
「やっぱり、欲しいのは俺の方だ」
雅治さん…
「俺、陸じゃなきゃダメだ」
雅治、さん…
「一生、俺にこの快感をちょうだい?」
「…まさはる…さんっ」
雅治さんの声が震えている様に聞こえたのは、気のせいだろうか?
聞きなれないその調子に…心が震えた。
って言うか、声にすら、俺は感じてしまった。
下腹部が、ヒクヒクとヒクつく。
「ま、雅治、さんっ」
おねだりする様に脚を開くと、雅治さんが嬉しそうに目を細めた後、ローションを手に取った。
「陸…」
あぁ、雅治さん。
もっと触って?
もっと奥まで。
こんな俺でよかったら、いくらでも好きにして?
求められることの幸せを、雅治さんは沢山教えてくれるから。
欲しいとか言っときながら、雅治さんが俺にくれるんだよ?
快感も、幸せも、いっぱい満たしてくれるから。
大好き。
大好きだよ。
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