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お返し4
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射精し、肩で息を吐く洸に休ませるつもりなど更々ない。
彼が吐き出した精液を指先で広げると、彼が昔自分にそうしたように、窪みへと指を押し込んだ。
「ーッ、い、っあ…!」
熱く、吸い付くような肉壁を指先で押し上げながら、探るように指を動かす。
逃げるように浮く腰をしっかりと押さえつけて強めに指を押し込むと、洸は再び仰け反った。
指をグリグリと動かす度に悲鳴にも似た声を上げる同僚の背中を見下ろしながら、和人はごくりと唾を飲み込んだ。
普段はあんなにも小生意気な態度の彼が、少しの刺激で体を揺らし、あられもない声を上げるのが、たまらなく興奮した。
指の本数を増やしてバラバラと中で動かすと、声を上げながらイヤイヤをするように洸が首を振る。
そんな動作は、和人を煽るだけだった。
不意に、和人の指先が一点を捉えると、あからさまに洸の体が跳ねた。
「アッ!や、やめっ、嫌ッ」
「ん?なに、鈴村はココが良い?」
そこは嫌だ、と必死に抵抗をしようとすること自体、そこが弱点だと教えているということにすら、気付いていないのかもしれない。
洸の声が泣きそうになっているのに気付きながらも、容赦なくそこを責め立てた。
「いや、あっ、もう嫌…ん、ああっ」
指の本数を増やして強く押し上げたり、軽く引っ掻いたりする度に洸は何度も声を上げた。
嫌だ、と何度も繰り返し喘ぎながらも、そこを刺激する度にギュウギュウと指を締め付けてくる浅ましい体に、和人は楽しげに微笑んだ。
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