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お返し7
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浴室へと連れ込まれた洸は、むわ、と広がる蒸気に反射的に顔を顰めた。
そんな洸の表情に気付きながらも和人は相変わらず楽しげな笑みを浮かべ、蛇口を捻り先に自分の体を軽くシャワーで濡らしてから、洸の体を洗ってやろうとシャワーを背中へと当てる。
途端に、洸の体が跳ねた。
気怠げな表情を浮かべていた洸の顔色が変わる。
まだ和人には気付かれていないと思っているのかもしれない。
シャワーから逃れるように、「俺、後で入るから」と浴室を出ようとする洸の腕を掴むと、和人はにっこりと笑った。
眼鏡が曇っていてその瞳はよく見えなかったが、洸は引きつった笑みを返した。
データ上では、クスリの効果は1時間程度で切れるはずだった。
しかし、洸の体はどうやら未だクスリに侵されているらしい。
ビールに入れたのがまずかったかのかもしれない。
しかし、それもまた和人にとっては有難いデータであることに変わりはなかった。
和人は一旦シャワーを止め、浴室に置かれている椅子へと腰を降ろす。
その体勢のまま、まともに力の入らない洸の体を、強引に自分の膝の上に座らせた。
逃げようと身を捩る彼を制するように再びシャワーコックを捻り、丁度それが洸自身に当たるように調整してノズルを壁に引っ掛け固定してやる。
「っあ!やめ、あああっ」
敏感になった体にはシャワーの水圧はきつすぎるのか、洸は抑えきれない声を上げた。
シャワーに当てられて、擡げていた洸自身はピクピクと震えながらどんどんと質量を増していく。
その様子を楽しげに見ながら、和人はボディソープを手に取って洸の体に塗り広げる。
乳首にも塗りこむように丁寧にボディソープを馴染ませると、洸の背中が大きく跳ねた。
もう、全身性感帯だ。
シャワーは規則的に洸を刺激し続けていて、面白いほどに体を跳ねさせながら洸が喘ぐ。自分に背を向けるように座らせたため、その表情を堪能出来ないことがだけが少し悔やまれた。
「…鈴村、イイ声」
和人は興奮を隠しきれずにそう漏らし、乳首を弄っていた手をするりと後ろから滑り込ませて洸自身を握り込むと、殆ど悲鳴に近い声が上がった。
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