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キスマーク ー清四郎ー
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秀が気づいた。
まぁ、俺の態度からすればバレバレだったのだろう。
隠しきれなかった。
「秀。」
「なに??」
今は2人で風呂に入っている。
今日は結局、セックスして寝て終わった気がする…もう夕方になるところだ。
「晩飯作れるか??」
「大丈夫だよ??
なにが食べたい??」
「煮物系。」
俺が後ろから抱き締める形で湯舟につかりる。
秀のうなじに口付けるとピクンと反応するのが楽しい。
エロ………。
うまそう………。
なんて考えてると秀が不意にこっちを見てきた。
「どうした。」
「くすぐったいよ…///」
「うなじ、うまそう。」
「意味わかんね。」
「うなじがエロい。」
「…なら、俺も………」
秀はそう言って俺の鎖骨に歯をたてた。
さらに体を俺に預けて秀は首筋にもかぶりついた。
「んなこと教えてねぇぞ。
どこで覚えてきた。」
「清四郎。
俺のことよく噛む。」
「噛んでねぇだろーが。
俺がお前の首筋舐めてやると腰振って喜ぶからだろ。」
「そう仕込んだのはアンタだろ///」
「お前はもとから感度がよかっただけだ。」
秀はみるみるうちに顔が真っ赤になってきた。
それは風呂に浸かってるからだけではなく、きっと思い出して恥ずかしいからだ。
「…清四郎。」
「ん??」
「もっと、噛んでいい…??///」
今のはクる。
さっきしたばっかだろ…俺のこと誘ってんのか??
「好きにしていい…。」
俺がそう言うと秀は首筋と鎖骨、さらには耳まで噛んできた。
痛くはない、軽く歯を当てる程度。
俺は物足りなくなって、秀にキスマークを教えることにした。
「好きなところでいいから強く吸って軽く歯を当てろ。」
「…??」
「キスマークつけてみろってこと。」
秀はおずおずと俺の首もとに顔を埋めた。
俺はその頭を優しく撫でてやる。
秀は弱々しく吸い付いたため、もっと吸えと指示してやる。
恥ずかしいのか唇が震えているのが伝わってきた。
「恥ずかしいのか??」
「…。」
秀は小さく頷く。
くそ、可愛すぎる。
「ついたか??」
襲いたくなるのを誤魔化すように聞くと、秀は首を小さく横に振った。
俺は秀の白く細い首筋に吸い付いた。
「んぅっ…///」
ビクンっと跳ねる秀の体を抱き締めると、秀は俺の首にすがり付く。
「ほら、ついたぞ。」
秀はバスミラーに自分を映すとそこに紅い印を見つけた。
また顔が真っ赤になって俺に抱きつく。
「俺も…つける…///」
そう言って再び俺の首もとに顔を埋めた。
秀が満足したように顔をあげたのはそれから10分過ぎた頃で、途中お互いが逆上せそうになりバスタブに腰を掛けたりもした。
「…おい、てめぇ…。」
バスミラーを見ると首筋と鎖骨に無数の印が見えた。
うまくつかなかったから時間がかかったのかと思ったら…俺の肌に口付けるのが気持ちいいと抜かしやがる。
まぁ、俺も気持ちよかったから良しとしよう。
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