アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
生易しくない無難な物。❺
-
「っは…っぁ、はぁ、は……ぁ…………ぁぁあ”っ⁉︎」
呆気なく陥し入れられた感傷に浸り、痺れたペニスを息をつきながら休ませようとする翔だが機械はそれを待ってはくれない。
…と言えば理不尽と思えるかもしれないが、機械を遠隔操作で動かしているリモコンの操者もこの程度で休憩する事を赦さなかったというのも含めると、この操者は性格が悪いと言っても異論は無いだろう。
「ぁ、く、あ、あ、あ”ぁ、やめ、っ、やめろッあ……ぁああ、ひぃ…ッ‼︎」
小休止すら赦されずイって過敏になったペニスをローターで攻められ痺れが下半身を襲う。
赤城に呆気なく負けたが別に鍛えていない訳ではなかった、スパイとしてやっていく為にそれなりに引き締めた身体を小刻みに震わせまた高みに昇らされる。
「ぁ、く、あ、あぁあ、あ…っぐ、ん、んん、んん……ッ」
だが翔もそんな簡単に堕ちない。
もし赤城が聴いていればその耳を十二分に愉しませたであろう淫猥な嬌声を上げている事に気が付いた翔は、赤面しながら驚きと共に開いた口を無理矢理閉め必死に堪え抜こうとする。
「ん、ん、んくっ、んぐっ、ぁ、ん…ぁッ」
…だが余計艶やかさが増した事に気が付かない辺り、翔の思考能力の低下が窺い知れる。
何より口から摂ることの出来た空気を絶ったおかげで脳に今のこの状態で必要な酸素が十分に回らなくなり、更に感じ始めたというのは皮肉な事だろう。
人間は酸素が足りなければ足りない程感じてしまうのだから。
「んぐっ…ぅぅん、ん、ん、んッ、……ぁンンッッ…‼︎」
何かが出てしまうような感覚に身を焼かれながら、それでも机に打った背中をベッドにぐりぐりと押し付け痛みで何とか正気に戻ろうとするも、ローターはそんな抵抗を物ともしない。
先程放った白濁のニオイを嗅覚で感じながら、また感覚でイくのとはまた違う違和感を覚えながら。
さっきは閉じていたその目をガッと開け僅かな時計の光で見える己の吹き出す姿を確かめながら。
二回目の白濁、そして透明な水をまるで穢されたシャツを洗うようにブチまけて更にその身を堕としていくのだった。
( 嘘、だろ…? 漏らし、た……⁇ )
盛大な勘違いを正してくれる人はここには居ない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 30